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山登り人生vol144十坊山∼浮岳月例山行

30歳。長女4歳、長男3歳。
昭和53年度、最後の投稿です。
年間24回45日の山登りで
3月の月例山行は、十坊山∼浮岳でした。
この頃は、M医師の影響もあり
汽車・バス利用の山行が多く小旅行の感じでした。
日記には荒谷峠から福吉駅までの記述がなく、どう歩いたかは不明ですが、
ルートも分らずしんどかった下りだった気がします。

No263十坊山∼浮岳

昭和54年3月11日 
M医師(理事長)ほか会員10名、一般1名
佐世保駅8:00(バス1,150円)⇒福吉10:20→11:50十坊山12:20→
白木越12:40→1400浮岳14:20→荒谷峠14:50→16:40福吉駅17:24
(汽車450円)⇒18:58伊万里駅19:00(バス800円)⇒20:00佐世保駅

天気思わしくなく連絡が取れる一般参加者には中止を連絡して、
バスターミナルに出向いた。
会員が集まり。連絡が取れなかった一般のM女史も集まった。
彼女の力量は古処山で分かっていた。
協議し決行が決まりバスに乗り込んだ。
唐津湾は大荒れである。
低気圧が通過し
一時的な冬型の気圧配置となり、北西の風が強く気温も下がってきた。
福吉駅前でバスを降り唐津方面に暫く戻って山手に向かった。
右に十坊山、左に浮岳を眺めながら歩く。
指導標に導かれて、十坊山から北に派生する尾根に取り付いた。
ハッキリしたハイキング向きの登山道だった。
山頂手前でちょっと急坂があるが長くはなく、
ひょっこりと山頂に出た感じであった。

2018年9月 十坊山頂より浮岳を望む。
一週間前の十坊山頂から浮岳を見る

山頂には大岩があり展望が良さそうであったが、
今日は寒くて登る者はいなかった。

一週間前十坊山頂の大岩

風を避け弁当を開くが、手が凍えてハイキング気分は吹っ飛んでしまった。
早々に昼食を終え山頂を後にした。
野焼きされた防火帯を下り白木越へ。
浮岳まで2ピッチ、最後は急登が続く。
平坦となり御神木の杉が出て来ると、
南側からの登路と合流して山頂に達した。

一週間前の浮岳神社上宮

樹が茂り展望は良くない。
浮岳神社の上宮があり、雨風は凌げる小屋があった。
休むと寒くなり長居はせずに北東尾根を下り始めた。
忠実に下っていたら荒谷峠に出た。

ネットより借用。当時の福吉駅舎と思います。

福吉駅には早く着いたもの
国鉄の連絡が悪く佐世保着は21時半となる。
しかし伊万里駅で2分間の乗り継ぎだと1時間半も早く着く。
取合えず伊万里までの回数券を購入する。
回数券だと10名分で11枚あり、一人分を節約できる。
車内はいつもの様に酒で締めるのだが、見合い座席で我慢の車内だった。
伊万里駅、全員走り出して無事バスに乗り継ぐことが出来た。

i一週間前9月16日、十坊山∼浮岳を44年後にも歩きました。
9月18日投稿済。

マイカー利用で行程もゆっくりだったはずですが、30歳と74歳の体力差を歴然でした。

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