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『「少年少女登山教室」地図を読んで山に登ろう』を開催しました。

2021年12月12日大村市野岳湖公園義太夫会館及び郡岳南登山口周辺で「講義と実習」を長崎県山岳・スポーツクライミング連盟主催で開催しました。高校生25名、引率教員5名、スタッフ7名、講師1名(同連盟事務局長)の38名の参加でした。

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午前中は義太夫記念館(室内)での講義です。

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講師は本連盟の事務局長(日本スポーツ協会公認山岳コーチ2)が行いました。

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読図の効用、等高線から地形を読むなど基本を学習し、磁北線を国土地理院25,000分の1地形図に記入します。

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コンパスの使い方を学習します。

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山座同定の手順なども学習

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さあ地図とコンパスを持って屋外にでます。(天気が心配され早目に昼食とし12時30分からスタート)

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まずはコンパスの使い方の実習。①自分の立っている場所に目印を置く。②三角形、四角形など順番に進みます。③進む距離は5歩進みます。④元に場所に戻り、目印とズレが小さいほど正確です。

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山座同定。山を見て角度を確認し地図上の山の位置(山名)を同定します。あの山の名前はなんですか?

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次はいよいよ踏査です。3名一組に別れて主催者が準備した地図上のポイントを当ててもらいます。その場所を確定した根拠を講師に説明して、次の組に交代しながら16ポイント約7㎞を歩きました。

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根拠とは「特定境界線がある。」「植生が変わっている。」「尾根上である。」「沢はこの方向に走っている。」「傾斜変換点である。」「高圧線がある。」「この方向に山・高圧鉄塔・湖畔がある。」「歩測して何ⅿである。」等々、3つの根拠を示してもらいます。

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スタッフも模範を示します。中には「勉強になった」と言うスタッフも(笑)

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2時間半の実地研修。15時野岳湖義太夫記念館に戻り閉会しました。

地図読みが楽しくなる学生が増えることを期待した研修会でした。

目的は山岳事故の防止です。道迷いをいかに少なくするか本連盟でも啓発活動に努めたいと思っています。



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