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山登り人生vol108モミジ沢左俣完登

28歳。長女3歳、長男1歳。
昭和52年度は黒髪づくし龍門づくし、この山行を振り返ります。
モミジ沢は二度目の入渓で左俣を完登しました。

最初の入渓


No212モミジ沢左俣退却・右俣へ
昭和52年6月19日
M社長、T先生、S、Mに私
河鹿沢のあと、モミジ沢へ。
山の家15:00→モミジ沢本谷→大滝(登れず引き返す)→右俣へ→沢終了→登山道へ→16:30竜門山の家
VOL103で8月8日に投稿しています。

モミジ沢入口。レスキューポイント30

二回目入渓で完登

No218モミジ沢左俣完登
昭和52年8月22日
M社長、Mに私
山の家→龍門三ツ岩往復
管理人の川久保さんから三ツ岩には40m程の竪穴があると聞き登ったが見つけられず山の家に戻った。
三ツ岩からなら青螺山南面の沢概念を掴むのに良い場所との思いもあったが、簡単に登れるところではない。
この後、先に退却したモミジ沢左俣に入る。
 
山の家10:30→左俣→大滝下(高巻き)→大滝上→2条大滝32m13:00→横道→河鹿橋14:00→山の家

大滝は完全なゴルジュ帯である。
左岸側壁のハングしたチムニーしかない。
カツラが垂れ下がっているが使う気にはなれない。
普通のナッツやアイスハーケンでは役に立たない。
測量杭のような物を打ち込んだ方が良いようだ。
10m手前の出合より左岸壁から高巻きする。
途中、マムシに2回出会い、嫌な感じで登ることになった。
大滝上は急なゴーロとなっており小滝の連続である。
暫く登ると、この山系最大と思われる滝が現れた。
二条に落ちる滝水は、岩肌に触れることなく落ちている。
幅は100m程の岩壁帯である。
左側に巻いて登り植林地を横切ると滝の落口に出た。
モミジ沢の流水域や山の家が良く見える。
落口からザイルを垂らし高さを測る。32mであった。
直ぐ上に2mの逆層の滝。
この先はブッシュとなり植林地に逃げ込んだ。
暫く登ると河鹿橋からの横道に出合った。
青螺山の方に進んだが道は直ぐなくなり、引き返した。
河鹿沢上流伐採地のトラバースするところは藪となり、来年はもう道はなくなると思われた。

青牧山頂からモミジ沢を見下ろす。

沢の探索はほぼ終わりました。

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