よっちゃんの山日記No1554~5捜索活動

先月26日夕方、お花を見に行くと言って行方不明となった82歳男性の捜索活動が翌日より大規模に実施されました。

多良山系の地元

諫早山岳会の皆様の捜索活動への全面的な支援は頭が下がる思いでした。
友好関係にあるさせぼ山酔倶楽部からも27日にＹさん、29日にＹさんとＮ君、31日に私、１日に私とＮ君と参加させていただきました。
２日午後、行方不明者発見の連絡がありました。
遺体での発見で最悪な結果でしたが、家族の元に帰れることが救いです。
ご支援いただいた山岳会は諫早山岳会を中心に大村山岳会、東彼山岳会、長崎商科短大山岳会、島原山岳会、長崎登高会の皆さんでした。
厚くお礼を申し上げます。
金泉寺山の家運営に関わる皆さんにも多大なご尽力ご支援をいただきました。感謝、感謝です。

No1554多良山系中岳捜索活動

令和5年7月31日　　私他多数
自宅5:00⇒諫早長田出張所7:30⇒8:20金泉寺9:00→中岳11:00→12:00金泉寺13:00→中岳黒木尾根標高900m15:00→16:00金泉寺16:30⇒永田出張所

午前中は中岳まで周辺を捜索しながら行き、
午後は再度中岳手前まで行き黒木ケ原岳への尾根を標高900mまで下って
尾根周辺を捜索する。手がかりなく戻る。
捜索活動5日目で
私もようやく参加できました。
この日は、遠く熊本から一般社団法人７DAYS山岳災害レスキュー連合会の皆さんも駆けつけていただきました。
ドローンを飛ばし気になる谷を上空から確認するなど
情報交換しながらの捜索となりました。
手がかりなく対策本部のある金泉寺に戻る足取りは重くなります。
明日の捜索方針を確認して解散となりました。　

No1555多良山系シベ川水場下方捜索活動

令和5年8月1日　　
私とN君他多数
自宅5:00⇒諫早長田出張所7:30⇒8:20金泉寺9:00→群生地→シベ川水場沢を下降→13:00金泉寺16:30⇒永田出張所　
捜索活動６日目。
私一人参加と思っていたがN君が休暇取得で参加となった。
山岳会関係では諫早のＦ会長とＭさんに
我々させぼ山酔クラブ2名の4名で支援できました。
Ｎ君は中山キャンプ場へのルート捜索に、
私は群生地からシベ川水場下方の沢捜索に向かいました。
この沢は滝場が数か所あり沢芯を下れなかった。

群生地下方の沢との合流点まで下る予定でしたが、ゴルジュ帯となり下れませんでした。
群生地から下降していた班も滝場に阻まれ引き返した。
我々もしんどい戻りとなりました。
くたばって金泉寺に戻ります。

次は行く元気もなく捜索状況を見守った。
翌日午後、遺体発見との一報が入る。

残念な結果でしたが、家族の元に帰れることでホットしました。

捜索活動は7日間にわたり
捜索打ち切りのギリギリでの発見だったと思います。
長期にわたる捜索活動への支援協力は初めての経験でした。

安全登山、登山届の提出など啓発活動に努めたい。