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唐津くんち

毎年11月の頭には
必ず録音に行っていたこの祭り。
九州の中でも一番好きな祭りで

11月2日 宵曳山よいやま
11月3日 御旅所新幸おたびしょしんこう
11月4日 翌日祭よくじつさい
の三日間の日程で行われる
14もの曳山があり (博多祇園山笠の倍)
半分以上が豊臣秀吉時代の大名がモチーフになっていて
さながら大名行列を一気に見ているような
壮観な祭りです

好きな理由は
余計な放送とかイベントスペース、
イベント舞台とかが無く
祭りのお囃子とエンヤエンヤの掛け声しか聴こえて来ないと言うこと
福岡市内の祭りの場合殆どが
余計な祭りの解説とか
やたらと案内があったり
祭りとは関係ない
地元のダンスとか日舞とか
別段聴きたくもないよーな演歌歌手の歌とか
をここかしこでやっていて
純粋な祭りの音が聴けない環境になっている

唐津くんちは
おそらくその辺を意識して
余計な音を出さないようにしているのでは?

御旅所の曳きだしだけはアナウンスがはいりますがそれ以外では聴いたことがない

唐津はかつて
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に拠点にした場所で
日本全国から諸大名が集まってきて
日本の中心のような空気になったせいか?
唐津の市民は
佐賀県の一部と思われるのを嫌い
唐津県民と豪語するほど地元愛が強く
唐津くんちはその地元愛の結集とも言うべき祭りで、若者の参加率も高く
若者離れが激しく祭りの存続が危ぶまれる日本全国の地域振興課からしてみれば
羨ましい限りなのでは?

音がキレイ
余計な音が少なく
若者参加率が高いことで規模が大きく
なんと言っても
唐津くんちの祭り囃子の美しい響きが
一番の推しポイントです

YouTubeで検索してみてください

個人的には 
徳島の「阿波踊り」のお囃子や
富山の「おわら風の盆」のお囃子に匹敵する
音の美しさがあると思っております
今年は残念ですが
来年の11月には復活して欲しいと
切に願っております。

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