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会話メモ⑧ 「しゃー」
昭和の博多の小学生
は
博多の方言で
目上の人の行為を表現する際に
語尾に使う。
今日は、先生はここにいらっしゃる。
今日先生ここに来んしゃー(きんしゃー)
社長は明日、出張に出られる。
社長明日出張に行きんしゃー(いきんしゃー)
などなど。
ある日の下校途中。
A
なんか博多弁でしゃーって使うやん。
B
うん・・それがどーしたと?
A
アレ丁寧語なんかいな?
B
え?
そおっちゃない?
なんで?
A
だってウチの母ちゃんやら、
父ちゃんの悪口言う時に使いようよ。
B
あ〜〜
使うね〜〜
ウチのお母さんも昨日
お父さんの悪口言う時使いよった。
アイツくさ!
またパチンコやら行きよんしゃーもん!
金渡しとらんとにから
どっから出しよんしゃーとかいな!
げな。
A
オマエそれ・・・
自分の貯金箱確かめた方が良いっちゃない?
B
は!
そーやん!
ごめんちょっと!
先に帰るけん!!
A
あ〜あ
慌てて行きよんしゃーもん。
もう遅かろう・・・
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