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詭弁のヤル気

ここ数年
ティモンディの高岸氏が
ギャグとも本気ともつかぬ感じで
「やれば出来る」多用してます

あるYouTubeの番組で
松岡修造氏が高岸氏と共演した時
ここに切り込んで

軽々しくこの言葉を使うことは
好きでは無いと  

努力を重ねて来て
最早、手の届くところに夢がある時
あともう少し頑張れば
成功する時

と言った場合に
初めて使えるワードだと

常々
「やればできる!」
にモヤモヤしていた理由が明らかになった瞬間でした。

デスよね。

そのとーりです。

やれば出来るを無制限に 
適用していくと
例えば不妊治療の夫婦とかにも
投げかけてしまうことに。
何年も子供が出来ないことを苦にしてきて、不妊治療を夫婦共々続けてきて、まったく目処が立たなく苦しんでいる人に
やれば出来るは残酷な言葉。  

また
何一つ興味がないことを 
「やれば出来る」
とおだてられてやる場合
それは確実に苦痛を伴う

ポジティブが全ての善ではないし
最適解ではない

でも一方では間違いなく
励まされると元気になる
のは多くの人にとって真実です

高岸氏のように 
芸能人として 
このポジティブワードの普及活動をやってる人は
いろんな面でその責任をとりながら
やってるところがあります 
批判を受けることも
一般人からすれば異次元レベル

一般人と比べても
その言葉を使い続ける事での
「気付き」も多いし
反省も出来る

一般人は 
なかなかメタ認知が出来ないので
無制限にポジティブを撒き散らし
その事の弊害にも気が付きにくい

「やれば出来る」を
模倣するのは悪いことではないが
様々な影響をきちんと考えられる人じゃ無いと諸刃の剣になる

「やれば出来る」の
軽薄な適用には反対する派閥です。

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