会話メモ⑤ 「ウチの母親」

博多の母娘

Aは
とある平日の昼休みに
昼食を取りながら、
職場の同僚Bに
自分の母親の事を話しはじめた。

A
あの人くさ
モノの名前をザックリとしか覚えんめ〜がね〜
時々なんの話かわからんくなるっちゃんね〜

B
例えば？

A
こないだ台湾に旅行に行った時に
空港着いた時から　
ウーロンハイ！ウーロンハイ！
ってうるさいけん、
コンビニにで烏龍茶と地元のお酒買って、
夜、部屋で割って飲もうやって言うたら、

違う！それやない！って言うけん、

なんのこと言いよぉと？　
って聞いたら　

食べ物で〜
ソボロ肉のよーなのが乗ったご飯。
って
それルーローハンやん！

B
ああ〜〜台湾の屋台とかで売りよぉあれね〜

A
そーそー
食堂で注文する時もウーロンハイって言いよったもんね〜〜

B
ギャハハそらすごい！

A
一度インプットしたそれ以外になくなるけん。

スターバックスのことも
スターバック
って言いようしね〜

B
あともう一息やんそれ・・

A
スターバックと言う
別な店かなんかと思うやんかね〜
もう絶対何があっても、どんなに修正しても
スターバックとしか言わんし・・

あと他に何かあったかいな・・

あそーそー

釜山に行った時も
カンナムスター！カンナムスター！
ってお土産屋の店先で連呼しよったわ・・

B
PSY？カンナムスタイル・・・
それで何を欲しがりよったんかいな？　　

A
分からんったい・・・

B
アンタも良ぉ〜それで
お袋さんの旅行やら付き合いよぉたい。

A
まあある意味

それも楽しみやけどね〜

期待を裏切らんし。