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トムとジェリーは大人向け

子供の頃
夕方やってた再々再放送を
毎日欠かさず見て育った。

この頃から
アメリカのアニメと
日本のアニメを比較して
日本のアニメはつまらんと
思っていた。

それもそのはず  
毎日見ていた「トムとジェリー」は
かなり大人向けのコンテンツだった。

すなわち

エロと
毒気と 
猟奇と
ナンセンスと
憎悪と
卑怯と
悲哀と
哀愁と
差別と
娯楽と
仕掛けと
ケレン味と
アイデアと
笑いがあって  
子供から大人まで
バカ笑いしてしまうような 
空前絶後のコンテンツ

今じゃ
放送出来ないような
内容も含まれたりして、 

例えば

顔を黒塗りにして
奴隷時代の黒人のような
扮装になったりする
差別的な表現が常に出てきたり

そんな背景から
今現在でも鑑賞出来るコンテンツにするべくリメイクなどもされたが
内容が腑抜けで
当時の面白さの半分にも満たない

子供向けのコンテンツを
子供の頃から見てないので
自分より下の世代の
子供向けコンテンツも
ほぼ理解出来ない

アンパンマンも
忍たま乱太郎も
ワクワクさんも

夢と希望と勇気を!!

なんて

ホント

ツマラン・・・

「トムとジェリー」は
当時は間違いなく
子供向けのコンテンツでらあったはずなのに
いま
少なくとも地上波で
当時のそのままの内容は  
アメリカでも日本でも無理

今はホントに  
多様性と言う分断主義から
ポリコレもお盛んになり
毒気のない
漂白された
なんの曇りもないコンテンツが多い

別なハナシだが
最近知ったことで
福岡県柳川の川下りで
船頭さんが
街中の狭い川を行き来する際
橋桁が低いところは
橋によじ登って
橋を横切って
向こう側に船が出てきたところに
飛び乗ると言う
曲芸をやっていたが
度重なる川の事故で
その曲芸を禁止にした

激流でもなんでもなく
船のスピードも
歩くくらいの速さなのに
なんなら
飛び乗り損ねたら
歩いてでも追いつける速度なのに
禁止・・・

なんでも
面白いものは毒気があったり
多少のリスクはあるもの

ポリコレ棒でぶっ叩いて
日本中のコンテンツが
急流を下るように
面白くない方向へ
落ちていくようでならない


もう2度とテレビで観れない
「トムとジェリー」
にオモイヲハセルのだった

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