若馬産地最強決定戦「ばんえい甲子園」
いよいよ11月8日から2歳三冠二冠目のヤングチャンピオンシップに向けたトライアル戦「ばんえい甲子園」が開幕します。
まず概要はこちら。
続いてブロック分けはこちら。
道外産駒は主に東北(特に青森・岩手)と九州(熊本)が中心ですがこれらは南北海道ブロックに出走ということになります。
なお、ヤングチャンピオンシップにおいて注意してほしいのはこちら。
例え回避が出ても当該ブロックから順次繰り上がるのでブロックから大量回避が出ない限りはばんえいフルゲートになりますw
直近でばんえいフルゲートにならなかったのは2008年で北見ブロックが大量回避でホクショウバンク1頭のみの出走になって9頭立てになったことがありますがそのホクショウバンクが制覇という出来事がありました。
ヤングチャンピオンシップブロック別優勝回数はこちら。
ばんえい甲子園が始まって以降、南北海道産駒から優勝馬が出ていません。
昨シーズンはブラックサファイアが頂点に届きかけましたが寸前でキョウエイリュウに差されてあまりにも痛恨の2着となりました・・・
南北海道ブロックは全体的にレベルが低く、出て来ても勝負にならなかったり見せ場だけというレースがしばしばあります。
アアモンドグンシンは後に古馬重賞戦えるまで本格化しましたがヤングチャンピオンシップ当時は見せ場は作ったものの力尽きて競走中止でした・・・
最初のトライアルはその南北海道産駒特別からですがここでの大将格はジェイマーサです。
馬主はばんえい牧場十勝のオーナーにして帯広市議会議員の小森唯永氏ですが産地はなんと日高町ですw
日高はサラブレッドの産地であることは周知のとおりではありますが少数ながら輓馬の生産もしてる人もいます。
有名なところでは田中勝春騎手の父親である田中春美氏で当時BG1だったばんえいグランプリを制覇したギンガリュウセイを輩出しています。
二冠を目指すアバシリサクラは最もハイレベルな十勝ブロックへ出走するので難関ですが他の馬にとっては下克上のチャンスなのがばんえい甲子園なので年末までの各馬の熱戦にご期待ください。