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10.さぶちゃん、涙ポロリ 3日目の朝。

おはよう〜さぶちゃん!
朝、シャンプータオルでさぶちゃんを拭く。(日課にしようと思ってます。)
いっぱいなぜなぜしてから、ごはんです。
触られる事がイコールうれしい事(ごはん)に結びついたらいいなぁ、と思って。
さぶちゃん、頭も顔も体もじっとなぜなぜふきふきさせてくれます。
足は(特に前足)掴まれるのがイヤみたいで、サッと引っ込めようとするので、掴まずにふきふき。
まだまだシャンプータオルに汚れがついて茶色くなります。
きれいさっぱりしたら、器にごはんを入れます。
さぶちゃん、もう、分かっているのか、じっと私を見ています。
(寝たまま 笑)
器をさぶちゃんの顔の前に置いてゲージの扉を閉めるとすぐに食べ始めます。(寝たまま 笑)
もう、私が見ていても食べるようになっています。(寝たまま 笑)
そして、今朝はまたまた食べ方に変化が!
これまでは私の方を見ながら、(器やごはんは見ずに)ガブガブごくごく、一気に飲み込んでいましたが、
今日は
チラッ、モグモグポリポリ
チラッ、モグモグポリポリ
たまにこちらを気にしていますが、
ほとんどごはんを見ながら食べています!
ごはんを噛む音も聞こえる〜!
丸飲みじゃない〜!
うれしいなぁ〜と思って、小さな声で
「さぶちゃん、えらいね〜。おいしいね〜。ゆっくりたべや〜」と話しかけました。
すると、さぶちゃんの目から
涙がポロリ、ポロリと
ふたつぶ落っこちました。
「さぶちゃ〜ん、なんで泣いてんの〜?…かわいそうに、今までつらかったんやな〜。兄弟とも離れ離れになっちゃったし、知らんとこ連れて来られたしな〜。でも、もう、大丈夫やで〜…ゆっくり食べや〜。えらかったなぁ〜。さぶちゃん、いいコやなぁ〜」なぜなぜ、なぜなぜ、なぜなぜなぜ、なぜなぜ……
さぶちゃん、
何かが少し通じた気がしたよ。

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