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15.さぶちゃん7日目。病院へ。これは診察拒否?

さぶちゃんウチに来て7日目の2/6(土)。

今日は朝からさぶちゃんを病院に連れて行くことに。
「さぶちゃん、お外に行く時のために先生に診てもらって、ちゃんと注射もして、準備しとこうな」
さぶちゃんをバリケンに入れようと、息子がゲージのトイレスペースから頭を突っ込んでさぶちゃんを押したり、私がリードを引いたり、四苦八苦…。
やっとこさ、移動してもらいました。さぶちゃん、ものすごく抵抗して、かわいそうなくらい、、、。
バリケンに入れられてどこかに連れて行かれる、と怖かったんやろなぁ〜。
バリケンには恐ろしい記憶しかないよな〜…ごめんよ〜〜

車にさぶちゃんのバリケンを乗せて家族全員で出発。
病院に行く前に、じろさんのお墓へ行って「弟のさぶちゃんが来たよ〜」と報告。

動物病院に電話をして、じろさんがお世話になったお礼と、さぶちゃんの健康チェックと各種予防接種の予約を取る。(この時、ちゃんと、保健所から引き取ったコで、人慣れしてない、と伝えてあります)
病院に着いて、問診票に記入しながら、さぶちゃんがウチに来た経緯などを話す。するとだんだん受付の人の様子がよそよそしくなってきて
「先生からお話しますので」と言って奥に消えて行きました。
パパと息子がバリケンさぶちゃんを運んで来た時には、受付にも奥にも、見える所には誰もいない状態に。
バリケンさぶちゃんと私たち家族4人は待合室で、結構長い時間待たされました。
しばらくしてやっと先生が現れましたが、看護師さんは遠くで一人見てるだけ、近くにも来ない。先生もなんだか様子が変で…。
先生「診察台に抱っこして乗せてもらわないと」
私は「人慣れしていないコで、まだウチに来て1週間なんです。触らせてくれますが、まだ抱っこはした事ないのでできないかも。(しかもさぶちゃん、デカイです)バリケンごと乗せたらダメですか?」と言いました。
同時にパパと息子がバリケンを持ち上げて診察台に半分乗せ、家族全員でバリケンのネジを外して上半分を取る。さぶちゃんはびっくりした目をして丸く固まっている。私たちは「さぶちゃん、大丈夫やからね〜、こわいね〜、よしよし、大丈夫やで〜」と言いながらなでなでする。
先生「家族の方に慣れてしっぽを振るくらいでないと。診察台に乗せて押さえてもらわないと困るし。それか、噛むかもしれないのなら、家から口輪をしてきてもらうとか。でないと、僕も触れないので……」
結局、最後までバリケンは診察台の端に少し引っかけてパパと息子が持ったままで、完全に乗せてもらうこともできず。
先生はちょっとさぶちゃんを覗き込んだだけで、触りもせず、カルテを診察台に乗せて「見た感じ、目ヤニも出てないし、健康そうですね」と。
私「狂犬病の注射は?それとフィラリアが心配なんですけど」
先生「狂犬病も春に役所がやってるのを受けたらいいと思います。春頃だったら家族にも慣れてるだろうし、今、慌ててしないといけない事は何もないですね」
私たちは途中から
「えぇ⁉︎何これ?」とガッカリして、せっかく外したバリケンをまた組み立て、ネジを締め、パパと息子は呆れながらさぶちゃんバリケンを持ってさっさと車に戻っていきました。
看護師さんも最後まで誰も出て来ず。
会計を待っていた私に先生が「今日は会計はいいですよ。あの子1歳ってカルテに書いてますが、3歳くらいじゃないですかね」だってさ。
センセ、そりゃ、無料でしょうよ。
「3歳くらい」って言うただけやん。
お金要るような事なぁんにもしてないやん。
目ヤニは朝、私が顔を拭いてあげたし!(そのくらいの健康チェックやったら、私がしてるやん)
触りもせんと、見た目健康ってどーゆーことよ!(そんな診断、私でもできるやん)
センセ、「怖がってるなら僕は触れない」って、犬とか猫とか怖がってる時、触っていいか、あかんか、顔見たら分かるやん!(さぶちゃんは大丈夫。素人の私でも分かるわ)

じろさんが長いこと(15年あまり!)お世話になった先生やから、信頼してたんやけどなぁ〜…
なんか、すごく残念。

さぶちゃん、こんなにおとなしい、いいコやのに、元野犬ってだけで、病院でちゃんと診てもらう事もできひんのかなぁ〜…

でも、さぶちゃん、安心しいや!
ウチら家族が絶対にさぶちゃんをめちゃくちゃ幸せな元野犬にするからな!


帰りにホームセンターに行って、リビングに金網ネットのドアを取り付け、二重扉で脱走防止対策。

そして、いよいよゲージの扉を常時オープンに。

さぁ、さぶちゃん、ちょっとずつ、ゲージの引きこもり解消だ!

そして楽しいお散歩だ!!
犬生、楽しもうな!!

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