見出し画像

【新カードで超強化😱】世界一美しい《虚数転生》の使い方


物を無くした時、あなたは何をしますか?

 『とにかく泣いて周りから便乗の言葉を貰う人』、『一所懸命に取り戻そうとする人』、『過ぎたことは水に流し、同じ失敗をしない為に対策を考える人』
いろんな人がいます。


では、何をするべきでしょうか?

 少なくとも、『泣き叫ぶ』ではないはずです。
 泣いたって何も解決しません。泣いて解決するのは、『ママが新しいものを買ってくれる』くらいしかありません。

泣いてるだけのあなたは一体何歳児ですか?


 転んだ時に落としたのか目を離した隙に盗まれたのかは置いといて、どちらにしろ物を無くした本人の管理能力不足が『原因』です。

 『原因』がわかれば対策は簡単です。
 それ以外に『原因』があるのなら、ソレを改善するのも一つの手でしょう。

上の詳細が気になる方はこちらの記事がオススメです。



こんにちは。
SaβoRiです。

 今回は、新カード《虚数転生》を使用した害悪コンボデッキをご紹介いたします。


1.《虚数転生》

 まずは《虚数転生》の紹介を。

画像7

《虚数転生》水/闇(6)
呪文:チーム零
カードを3枚引き、その後、自分の手札を3枚捨てる。
コスト3以下のクリーチャーを3体まで、自分の墓地からバトルゾーンに出す。

 既存の《復活のトリプル・リバイブ》に手札交換能力がくっ付いて多色になった感じのカード。

 あちらと違って「進化クリーチャー」も出せるほか、蘇生より手札交換が先処理なので捨てたクリーチャーをそのまま蘇生でき、墓地メタに強くなっています。
 《マーシャル・クイーン》を進化元のクリーチャーと同時に出せる等、発売前には少々話題になりましたね。

 水文明を活かすなら《Dの博才サイバーダイス・ベガス》でしょう。相手ターンに唱えてカウンターや手札調整が可能です。
 《ダイスベガス》とのコンボで真っ先に思いつくのは《終末の時計ザ・クロック》と合わせた絶対防御コンボでしょうか。



2.【削除】新カードの使い方教えます【覚悟】

 発売前に少々話題になった《虚数転生》、実際に競技シーンで見かけることはまだありません。

 ですが、いくつかのコンボが考案されて動画で紹介されています。


『アナカラー・リローデッド』

画像9

 《コマンダー・ラッキーロトファイブ》の効果で強制的に踏み倒しをさせ、《ドラグ変怪》でデッキアウトを狙うデッキ

 コンボパーツの《ロトファイブ》と《ドラグ変怪》が両方コスト3以下なので、《虚数転生》から一瞬で出せるためコンボは比較的容易。
 コンボパーツを1枚のカードで揃えられるその強さは、つい最近殿堂カードに指定された《生命と大地と轟破の決断》が証明しています。


 《龍装艦ゴクガ・ロイザー》が場にいれば呪文の効果を2倍に出来るほか、《Dの博才サイバーダイス・ベガス》により相手ターン中でもコンボに入れる等、面白い小技もあります。

 しかし、通常一度の《虚数転生》で展開できるクリーチャーは3体まで。
 つまり相手の山札を削るのは一度に10枚が限界であり、結局勝ちまで持っていけない弱点・欠陥を持っています。



『ジョイダム・サイクル』

画像9

 《虚数転生》で場にパーツを揃えて無限ドローと無限マナアンタップのループを組み、《偽りの名iFormulaX》の効果でExWinを狙うデッキ。

 上の『アナカラー・リローデッド』同様、場に揃えるループパーツ全てがコスト3であり、下準備無しで《虚数転生》1発からループに入れるのが強力です。


 このデッキのループは比較的簡単で、初〜中級者の方でも少し練習すればすぐ扱えると思います。
 また、《天災デドダム》や《ウマキン☆プロジェクト》の採用によりループパーツを揃えやすいため、そこそこ安定しそうです。

 速度も申し分なく、最速で4Kill。
 しかし、ただパーツを揃えればいいというものではなく、《原始サンナップ》のマナ武装を達成するのも条件の一つとなっています。(マナに緑が3枚以上)
 デッキに採用されている緑は20枚で、6マナ時は期待値的にギリギリです。さらに、それまでにマナ加速カードを2枚使って4Killを目指すようなら、要求値は跳ね上がります。

 マナ色要求値、個々のカードパワーの低さ、受けの少なさが弱点で、《虚数転生》である必要がないのが最大の欠陥です。




『青黒イマジナリーループ』

画像14

 《龍素記号Mm スペルサイケデリカ》と《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》を使った即死ループデッキ。

 マイナーカードによるコンボの挙動こそ面白いものの、悪い点がいくつか見つかります。
 まずノータイムで言えることが『カードパワーが低すぎる』で、ループにしか使えないカードがてんこ盛りです。
 動画内でご本人も仰ってますが、《Black Lotus》なんて3ターン目までにプレイしないと無意味なカードですし、マナ色にもなりません。

 『新カード《虚数転生》の動画が撮りたい!』という強すぎる意思が感じられますね。




3.『虚数Vチャロン』

 今回紹介するデッキは、新カード《虚数転生》が非常に噛み合っていて簡単に即死コンボが決まるデッキです。

 有料部分で書いていますが、いま流行りの『オカルトアンダケイン』『ブレストドラグナー』『赤黒邪王門』『邪王門ノヴァ』『赤青エクス』『5c蒼龍』を屠る可能性を秘めています。


 上で書いたように『けみくろ放送局』『カードショップHERO』で《虚数転生》のデッキが紹介されていますが、この記事のデッキは未だにどこの動画でも紹介されていない別タイプなデッキです。

 また、この記事を参考にされた方からCSベスト8入賞の報告を頂いております。
この記事が情報の先取りにでもなれば幸いです。



2020.12.27デュエマフェス優勝🥇
2021.01.12非公認店舗大会優勝🥇
2021.01.15非公認店舗大会優勝🥇
2021.01.17非公認店舗大会負け
2021.01.29非公認店舗大会優勝🥇
2021.02.26非公認店舗大会優勝🥇
2021.03.27非公認店舗大会優勝🥇
報告頂いた戦績
2021.01.09リモートCS 4-1(10位/80人)(dm紳士様)
2021.01.30第20回VDuelCS ベスト8(dm紳士様)



 今回のデッキでベースとなるのは『青黒キクチVチャロン』です。

画像2

画像3

 『キクチVチャロン』とは、《デュエマの鬼!キクチ師範代》あるいは《禁術のカルマ カレイコ》、《Vチャロン》の2枚の組み合わせを軸としたデッキタイプ。
 勝ち筋の性質はあの『キクチパトロール』と同じなので、『キクチパトロール』のリペアデッキと言えます。

 たった2枚のパーツで完成する必勝コンボ、環境トップを退けるほど超強力です。

 しかし、リペア後の『キクチVチャロン』では『キクチパトロール』のような速度や安定性は再現できず、《キクチ師範代》と《Vチャロン》の2枚だけでは7Killという遅さ。
 《戦慄のプレリュード》や《ナウ・オア・ネバー》、《法と契約の秤》を絡めることで5Killが可能ですが、そこに『2枚のパーツで完成する必勝コンボ』の姿はありません...




4.無理なくメタカードを採用する

 3ターン目に《キクチ師範代》または《禁術のカルマ カレイコ》を出し、4ターン目にドロー呪文などで手札や墓地を整え、5ターン目に《Vチャロン》を出して勝利する。

 後攻であれば、2ターン目に《異端流しオニカマス》などのメタクリーチャーを出す余裕は十分にありますし、何より《キクチ師範代》と《禁術のカルマ カレイコ》がとんでもないメタクリーチャーです。


最近の環境だと、

『ドラグナー』の《熱血剣バトライ刃》や《龍世界〜龍の降臨する地〜》
『邪王門ノヴァ』の《蒼き守護神ドギラゴン閃》や《ボルシャック・ドギラゴン》、《百鬼の邪王門》
『5cコン』の《フェアリーミラクル》や《獅子王の遺跡》をはじめとする各種ブーストカード
『オカルトアンダケイン』の《天災デドダム》や《復活の儀》

 などのデッキの核や初動にぶっ刺さっています。


 環境デッキに対して強烈なメタが効いており十分安定している5Kill、それがなぜ現環境に姿を見せていないのか。
 それには明確な理由があり、それこそが『キクチVチャロン』の弱点だからです。




5.弱点の克服

 『キクチVチャロン』の弱点、それは「《キクチ師範代》が除去されずにターンが返ってくる必要がある」ことです。


 『キクチVチャロン』にもいくつか種類があり、デッキのカラーリングも数種類あるほど自由度の高いデッキです。
 ここでは、最も安定度の高い『青黒キクチVチャロン』を例に話します。

サンプルリストはこんな感じ

画像4

 メタカードとして《異端流しオニカマス》と《希望のジョー星》を採用しており『革命チェンジ』や『ドラグナー』に有利に戦え、5ターン目に《ナウ・オア・ネバー》から《Vチャロン》を出してそのまま勝利する構築になっています。

 《クリスタル・メモリー》により5ターン目のフィニッシュは確実性を増しており、シールドトリガーも豊富です。
 しかし、前述した「『キクチVチャロン』の最大の弱点」はそのままであり、除去しながら攻め込まれれば返しようがありません。

 この弱点を克服したのが、今回紹介するデッキです。




6.デッキリスト

ここから先は

5,025字 / 7画像

¥ 200

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?