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究極の全自動マリオを徹底的に解説 その1「全自動マリオとは」

まずはこちらをご覧ください。

いや、まず見るにしては長いな?1時間超え?
となる、前代未聞の全自動マリオのコースを作りました。
説明文にある「制作数百時間」は誇張でもなんでもなく、
明確に計ってませんが少なくみて300時間、
5~600時間かかっててもなんの不思議もないくらい、
それくらいの時間がかかりました。

二度とやりません(笑)。

ただ、それくらい時間かかったし、
今回の一番の趣旨は「妥協をしない」だったので、
伝わらないような細かいこだわりや見所が山のようにあるので、
このノートでそれを書き記していければって思ったんです。

時間経ったら細かいことは忘れちゃうかもですからね。

全部一気に書くととんでもない分量になるので、
1周ごとに書いていければって感じを想定しています。
でも初回は、基本的なことを書いていきましょう。

まずは「全自動マリオ」とは何なのか、です。

スーパーマリオメーカー以前の話から、って思ったけど
それだとなんか例えづらいことになりそうなので、
なんか下地があったんだな、くらいに思ってください。

文字通り「全自動でクリアまで行ってくれるコース」です。
何も操作しないので、一体何がおもしろいのか、と思われるでしょう。
事実、そういう意見は根強くあると思いますが、
さっき言った下地、そして初代マリオメーカーでも色々と作られました。
見ていておもしろい、ということがだんだん周知されていき、
ひとつのジャンルとして確立されていったんです。
しいて例えるなら、誰かのプレイを見る配信が今や市民権を得ていますが、
そんな感じの観客側に立って
まるで誰かのプレイを見ているような気持ちで楽しむ、
ということになるでしょうか。

という流れがあり、マリオメーカー2には
タグに「オートマリオ」が存在するまでにいたりました。
ただ、この「全自動マリオ」を作った人というのは
もしかしたら少ないかもしれません。

全自動マリオには、制作者の個性、
とりわけ「どういう動きを面白いと思っているのか」
という価値基準が色濃く表れます。
単純にゴールをすれば良いというものから、
コース中を飛び回るもの、マリオ以外の装飾に凝るもの、
操作では無理だと思わせるような動きをさせるもの、
大量の敵を倒すものなどなど、
結局何をしても良いので、そこに個性が出る訳です。
作ったことが無い人にこそ作ってみてほしい、
そう僕が思うジャンルこそ全自動マリオです。

ということで、
全自動マリオというのは
「操作不要で勝手にゴールしてくれるコース」であり、
「作者の個性が色濃く出るので、それを見て楽しむコース」
であるということを説明しました。
まだ今回のコースには踏み入れすらしていませんが、
気長に書いていきたいと思います。

次回は「コースの中で復活する全自動の仕組み」を書きたいと思います。

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