三国志真戦 戦法検証【羞花閉月】

検証第6弾として、貂蝉の固有戦法「羞花閉月」について、検証してみました。

羞花閉月とは、
「敵軍の1人に自身(貂蝉)の被ダメージを肩替りさせ、対象の属性に応じて、混乱 or 砕心 or 虚弱、回復無効のいずれかの制御状態を与える。
肩替りのダメージ量は知力の影響を受ける
と言う戦法効果を持ちます。

知力の影響を受けるとのことで、知力がいくつあれば、どのくらいの補正が掛かるのかを検証してみました。

【1.検証素材】
本戦法は貂蝉の固有戦法であるため、貂蝉の知力を装備、レベルポイントなどを使用し変更させて、データを蓄積しました。

【2.検証方法】
1.部隊編成
 本戦法はアクティブ戦法であるため、発動のために手数を増やす必要があります。そのため敵を殲滅せず、引分け狙いになるように兵数、対戦相手を調整し、貂蝉一人の編成としました。

2.Lv1土地で掃討を繰り返す
 戦闘は調査する知力に対して、10回ずつ行います。
(戦法レベル1~10)
 そのためレベルアップしないために経験値が低いところで戦闘を行ないます。
 また、戦法発動の機会を増やすため簡単には勝利しない、敗北しないところとして、Lv1土地を選択しました。
 戦法レベル10まで確認が終わったら、戦法を忘れて、知力を変更します。
 それの繰り返し。。。

【3.検証結果】
貂蝉の知力をいくつかの変更した際のデータを取り、知力に対する被ダメーい肩替り率の補正値の計算式を導き出し、知力50毎の被ダメージ肩替り率をまとめました。


知力100未満の場合、期待値以下となるため注意が必要だが、実際に本番(戦争)で使う場合はLv40以上にしてから使うと思われるので、実害はないと考えます。


羞花閉月はアクティブ戦法なので、また、補正値に影響する知力は、戦法発動時の知力となるため、
素の知力、装備品、Pt、兵種適性、建築物効果、全ての戦法効果による知力バフが対象となります。

参考として、貂蝉の知力は以下のようになります。


レベル50、群陣営、騎兵 or 弓兵編成、兵戦バフMAXの状態で、236程度の知力となります。
ここに装備品や戦法によるバフが加わることになるため、実効値としては240~250程度が見込めます。
この知力では、およそ36%程度の肩替り率となります。


3割ダメージを肩替りしてもらえるとは言え、意外に低い肩替り率となります。
原因は、貂蝉の兵種適性にあります。

貂蝉の兵種適性は、そもそも戦闘要員ではないことから低めの設定となっています。
・騎兵B
・盾兵C
・弓兵B
・弓兵C
戦闘時、兵種適性Bの場合、本来の属性値の85%、兵種適性Cの場合70%となってしまいます。

敵軍に高い発動率で制御状態を与える戦法である「羞花閉月」。
被ダメージを敵軍に肩替りさせることで、気持ち程度のダメージ要員ともなれますが、そこに過剰な期待を寄せることは出来ないようです。
与える制御状態も敵軍の属性に依存するため、狙った制御状態を確実に与えると言うことはしにくく、運要素が絡みます。
混乱以外は自部隊の被ダメージを抑える効果のある制御状態であることから、自部隊の生存率を高めることができる戦法であると言うことは言えそうです。



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