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【画材】クサカベ画材フェスに行きました

イベントに出かけたのは2023年4月29日(土)だったのですが、繁忙に繁忙を極めた生活をしていて遅くなってしまいました…おのれ残業…
疲れた頭でTwitterを眺めていたら、クサカベさんが自社主催(かな?)のコンテスト受賞作品展示と一緒に画材販売や試用体験会をされるとのことで…

…土日動けたら行くか…(脳死)
というわけで、かろうじて休日出勤を回避した屍がゴールデンウィーク初日の原宿に出かけてしまいました…竹下通り舐めてた(人がやばかった)
辿り着いた時はちょうど人の波がちょっと落ち着いた頃合いだったようで、イベント限定の絵具を買うだけのつもりがたくさん試し塗りをさせて頂いてしまいました。調子に乗ってずいぶん長居してしまったのですが、はっと気づいたらお客さんが増えていてびっくりした…!
ということで、お持ち帰りした試し塗りの色見本などをログ代わりにアップします。

1. イベント限定色

透明水彩絵具のイベント限定色が出るよ!ということで、当日アンテナに引っかかったものだけ買おうかな~と思って行きました。
全色お試しさせて頂くことができたので、見本はこちら。

塗りがへたくそでごめんなさい!

全12色のうち、半分の6色を購入しました。3/4/6/8/11/12番。
会場では2番が人気だったようです。私は顔料の組成にそこまで詳しくないんですが、色番号を見て遠方から駆け付けたという方もいらっしゃったようで、レアなものもあったようです。すごいな絵具沼。

2. 透明水彩絵具90色塗り見本アタック

限定色のお買い物だけするつもりが、お席が…空いてますよって言われたので…軽率にチャレンジしてしまいました全90色塗り見本づくり…!!
こんなにいっぱい一気に触らせてもらって大丈夫ですか!?と思いつつ、無心で塗っていたら心が浄化されてゆきました…マインドフルネス…(???)

No1
No2

いやはやこれだけ並ぶと圧巻ですな。がんばった。
スキャンしたあと、色味がなるべく現物と近くなるように個別に補正をかけた色もありますが、画面と技術の限界があるのでその点はご容赦ください。蛍光色とかパール色は再現性ゼロです(笑)

ご提供頂いた塗り見本用のフォーマットですが、透明/半透明/不透明、耐光性などのステータスが記載されているのは色選びに役立つのでとてもいいですね。ありがとうございます。しかし顔料の番号は書いてないんだな、そうか…。
たくさん塗っているうちに気づいたんですが、一口に同じメーカーの絵具とはいえ使われている顔料が違うので、絵具の溶けやすさや紙に塗った時の伸びやすさ、筆と紙の間の摩擦感とか、手に返ってくる感覚が少しずつ違うんですよね。面白いなあ。個人的には、透明度の高い色がスーッとのびていく感覚がとても心地よかったです。
そして、自分の手持ちにはないんですが蛍光色も出てるんですね。肌色塗るときに蛍光混ぜると明るくなるので一本持っておこうかな。CMYK+KP的な色出しをアナログで再現できる…!(笑)(ただしスキャンすると死ぬ)
余談ですが、肌色をさくっと塗るにはジョンブリアンが王道なのかな?と思いますが、これは不透明色なので、個人的には透明色~半透明色の赤+黄で作った方が美しい表現ができると思っています。好みの問題ですが。
クサカベさんの透明水彩絵具は価格帯もお手頃なので、気になる色はお迎えしたいな~と思います。

3. ハルモニアも全色お試し

さらにお席の空き状況が大丈夫そうだったので、せっかくなのでハルモニアもお試しさせて頂きました。もう少し分離が映える塗りかたにすればよかったんですが…後半でお席が埋まってきたことに気づいてだいぶ走ってしまったので、終盤の分離加減がちょっと残念になっていますが(汗)

これは顔料の番号書いてありますね

12+90+24=計126色…すごい濃密な時間でした(笑)
これだけ一気にお試しさせて頂ける機会もそうそうないので、とてもありがたい催しでした…というか無料で良かったんですか…ありがとうございました。
やはり作家さんや美大の学生さんなど、その道の方が多くいらしていたように思います。こんな素人がコソコソ長居(?)しててすみませんでした…でも楽しかったです…!

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