『カッチャン』ってヒーローは嫌じゃない...？

今日の日記に書き忘れたことがあったのを今思いだしたのだけれど、追記するには長くなりそうなので別の記事にします。

今日友人と『僕のヒーローアカデミア』の爆豪勝己のヒーロー名は何なのか について話した。
私は単行本派なので最近の事情をよく知らないんだけれど、どうやら爆豪のヒーロー名がようやく明かされそうな展開が来ているらしい。
30分~1時間ほどその話をしていた。
主な論点は「爆豪勝己は『カッチャン』を名乗るのか」だった。

私は絶対にないと思っているが、友人は”カッチャン”を訴え続けていたので水掛け論になってしまった。

緑谷出久のヒーロー名が『デク』なので、それに対応して爆豪も『カッチャン』を名乗る。と言うのは確かに理にかなっているのかな～とは感じたけれど、同時に「爆豪がデクの付けたニックネームをそのまま受け入れてヒーロー名にするか？」という疑問が湧いた。

爆豪にとってデクは「自分とは違い何もできない無能」であり、個性を得て成長を続けている今は「これ以上追い越されないように食らいついて抜き返さなくてはならない対象」になっている。
幼少期からの多くの成功体験に裏打ちされ肥大化した自尊心と、見下していた対象(デク)に急速に追い抜かれたことによる劣等感・焦燥感、デクを必死に抜き返そうとしている闘争心は幾度となく描写されていて、そんな人間が見下していた相手・競うべき相手に付けられたニックネームを受け入れはしないだろうな...と感じている。

仮免試験後の喧嘩を終えて焦燥感や劣等感と折り合いを付けられた(消えたわけではなく、あくまで受け入れてカンフル剤にする)が、依然爆豪はデクを再び追いつけないほどに突き放したい・突き放さなくてはならないと思っているはずだ。
そして、相手の付けたニックネームをそのまま受け入れるということはある種相手の中にある”自分”の枠に収まるという意味になってしまうと考えるのではないかと思った(これは完全に推測)。
怪異の類に名前を付けることで対峙可能になるように、ニックネームを受け入れることで自分がデクにとって想像の範疇になり、追いつく余地を与えてしまうことを避けるだろう。

だから原点に返って”爆心地”とかそういう名前にするんじゃないかな～と思ったけど、それもなんか微妙だな...
ここまで引っ張った以上は何かしら意味のある名前にするだろうし...

う～～～～～ん、正直『カッチャン』以外に候補があるかと言われるとないのよな...でも無さそうだし...

あと普通にヒーロー名が『カッチャン』ってダサくないですか？『デク』とか『ショート』はかっこよく見えるけど『カッチャン』て。コップでも割ったんか？私はそんなかっちゃん見たくないよ...

あとニックネーム・ヒーロー名を付けあうのは腐の方の方々に媚び過ぎなのでは...と感じるし、デクは爆豪への憧れもヒーロー名を決めた理由として挙がるけど爆豪サイドはちょっと薄いかなとも。

ベストジーニストとかけてくるとか、追いつけないくらいに突き放してやるぞという意思を込めた名前(具体例は思いつかない)にするのはありそう。

あ～～～でも「互いに認め合いまっとうに高めあう」の一環としてヒーロー名をニックネームにする...みたいな展開はちょっとアリだな...
カッチャンはダサい気がするけど...

分からん。何か「こういうのじゃない？」とか「○○だから△△だと思う」みたいなのがあれば教えてください。お願いします。