あずき茶でNO!便秘の巻 #たそがれ木林春夫
【#あずき茶で目指せ!ノー便秘の巻】
大変なことになりました。
どうやらお正月の期間、木林春夫さんはのんびりしすぎたようです。
寝正月というんでしょうか。
朝、起きた瞬間から、いや、「朝」ではありませんね。
モゾモゾ動き出すのはお昼すぎだし、そもそも「起き」ません。
ずっとベッドから出ないんです。
温かい布団にくるまったまま、テレビを観たり、スマホをいじったり。
やっと体を起こしたら起こしたで、食べるだけ。
しかも食べる物といえば、お菓子ばかり。
ここは日本だからという理由で、いちおう和菓子にしたようですが。
とにかく、そんなお正月休みを過ごしていたんです。
完全なダメ人間ですね。
だからでしょうか。
新年明けて、お仕事が再開したときに、どうも体の具合がよくありませんでした。
具体的に言うと、ちょっと恥ずかしいのですが、お通じの方が、どうも…
出ることは、出るんです。
でも、固いんですよね。
固いとどうなるかというと、これもちょっと恥ずかしいのですが、あっちが切れちゃうというか。
そうなると痛いので、トイレに行く回数が少なくなって、もっと固くなって…
悲惨。
「便秘って、こんなにつらいのか」と、いまさらのように感じいった木林春夫さん。
なんか女の人の気持ちがわかったような、わからないような、不思議な気分になっていました。
しかも、ちょっぴり感じる恥ずかしさも、女の人と同じだなあ、なんて。
でも、恥ずかしがる方がおかしいです。
だって、たくさんの人が悩んでいるんですから。
オープンな議論をして、良い解決法を見つけた方が絶対いいはず。
とはいえ、いきなりお友達に電話をかけて、便秘の話をするのもねえ。
そんなこんなで悩んでいるときに、ふと見かけたNHKの番組。
こんなことを言っていました。
あずきが便秘にいい、と。
偶然というかなんというか、ちょうどそのとき、おうちでぜんざいを食べていたんです。
お正月に食べそこねたもの。
網で焼いて、ところどころ焦げ目のついたお餅に、たっぷりのあずき汁がかかったやつ。
おいしいおいしいと食べている物に、そんな効果があったなんて。
なんでもあずきに含まれる食物繊維が変化した成分、レジスタントスターチ。
これが便のかさを増やして、腸がたくさん動くようにしてくれるそう。
あずきに含まれる成分は…
鉄、カリウム、ビタミンB1。
さらに
ポリフェノールが赤ワインの1.5倍も含まれているらしい。
すばらしい。
よくわからないけど、すばらしい。
といっても、疑り深い木林春夫さん。
NHKだからって、うのみにしません。
でも、どうやらあずきが便秘に効くのは本当みたい。
だけど。
だけど、です。
あんこのたっぷり入ったぜんざいを毎日食べていたら、便秘が治る前に、別の病気にかかりそう。
なにより、ブクブク太りそうですよね。
と、ある考えがひらめきました。
そうです。
ポリフェノールをたくさん含んだブドウを、飲み物にした赤ワインも、ポリフェノールをたくさん含んだまま。
だったら、あずきを飲みものにしたら?
ピンポーン。
あずき茶です。
お茶好きの木林春夫さんのことですから、これなら毎日続けられそう。
それにどうやらノンカフェインみたいなので、温かくしたものを寝る前に飲んでもいいですよね。
リラックスして飲みながら、今日一日を振り返ったり。
ただ軽く調べてみたら、あずき茶にポリフェノールはたくさん含まれているけれど、レジスタントスターチは、あまり期待できないらしい。
残念。
だけどあずきのお茶なんて、妙にかわいらしいではありませんか。
というわけで、アマゾンで調べてポチッ。
2日で届きました。
袋を開け、お茶パックをとり出します。
なんか漢方を粉薬みたい。
これは効果ありそうです。
シルバーの袋の裏面に、あずき茶の淹れ方が書いてありました。
善は急げと、さっそくヤカンでお湯を沸かします。
その間に、おうちにあったお茶ポットにパックを入れてスタンバイ。
沸騰したお湯を、そっと注いで30秒待ちます。
白い湯のみに注がれたあずき茶は、透きとおった渋い茶色をしていました。
フーフー冷まして、さっそくゴクリ。
最初に思ったの感想を、正直に言います。
おいしい。
というか、味はほぼ、ほうじ茶。
同じ味といってもいいくらい。
あずき茶が紺色なら、ほうじ茶はネイビー。
そのくらいの違いしかない。
スタバのほうじ茶ラテが好きな人なら、きっと気に入ります。
香りは、渋めのいい香り。落ちついた秋の匂いです。
あずきを思い出させる要素は…
そうですね…
よくよく味わってみると、後味に少しあずきの甘みが残っている気がします。
気がするだけかもしれませんが。
いや、やっぱり甘みを感じます。
というか、ほうじ茶とほぼ同じなら、ほうじ茶を飲めばいいじゃん。
ふとそんなことを思った木林春夫さん。
ほうじ茶のことも調べてみました。
なるほど、ほうじ茶にはピラジン・テラニンというリラックス成分が含まれているんですね。
あと、生活習慣病予防のカテキン。
それから、ほうじ茶にはカフェインも含まれているそう。
一方で、あずき茶には鉄やカリウム、ビタミンB1、ポリフェノール。
そして、こちらはノンカフェイン。
結局、自分の体調に合わせて、お好きな方をどうぞ、という感じですね。
で、木林春夫さんのそもそもの目的。
あずき茶のお通じへの効果は…
もちろん、飲んで数分では効果は出ませんが、翌日の朝、トイレから出てきた木林春夫さんは満面の笑みでこう言いました。
スルスルだったな、と。
5、6杯飲んだせいもあったのかもしれませんが、思ったより効果があったようです。
木林春夫さんは、ご自分でもびっくり。
よかったですね。
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※わかってますよね? もちろん個人の感想ですよ。症状がひどい場合は、必ず専門の病院へ。
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