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【7戦目】2022.05.06 橋本(with)

始めに言っておくと赤坂君とは2回目会う約束までこぎつけたのだが、向こうからコロナ濃厚接触者になったと連絡がきてそのまま終わってしまった(合掌)

赤坂君程の上玉はなかなかいないし、仕事も理不尽にめんどくさいことを押し付けられていて人生八方塞がりモードだけど、このまま何もしなかったら何も起こらないのは分かっているので、4月末あたりからマッチングアプリで誰かしらに1日1いいね押すことを続けてみることにした。

そして私は同い年の橋本(仮名)とマッチした。

マッチングアプリの写真は私のタイプの部類で、メッセージのやり取りは特に面白くなかった。面白くなかったけど、もはや最近普通のやり取りができる人自体が貴重だし、GW特に大した予定がなかったので私から誘って会うことにした。

駅前で待ち合わせして、橋本が予約してくれていた居酒屋に向かった。GWだから混むかなと思って予約してくれたらしい。ありがとう、気が利く。

店に入って私達は普通に会話をした。橋本は同い年の男性には珍しく美容に気を遣っているタイプで、A.B.C-Zの橋本良亮に似ていると言われることがあるらしくnote上では橋本にした。

「彼氏どれくらいいないの?」

「めっちゃ長いで、6,7年くらいかなー笑」

「遊んでたんじゃないの?だって普通そんなに長くいないってなくない?笑」


...。


めちゃめちゃよく言われる言葉で普段は気にならなくても、最近色々と考え込んでしまっていた私はいつになく傷付いた。

こういうことを人から言われる度に自分は「普通」ではないんだと思い知らされる。

私の容姿は特別可愛くもなければ特別不細工でもない所謂「普通」。そんな「普通」の人間でも長年彼氏がいないだけで「異常」と認定されてしまう。「人は顔じゃない」という言葉をよく耳にするけれど、じゃあ私に彼氏ができない理由は性格にあるんだと思うと余計に落ち込んでしまう。私はそもそも人を恋愛的に好きになりにくい上に、いいなと思った人といつも上手くいかない。曲がったことが嫌いなので嘘はつかないし浮気もしない。それなのに冗談でも遊んでるって決めつけられるなんて、自分に精神的なゆとりのない今は割と辛い。


「全然そんなことないって!!笑」


とりあえずいつものように返答しておいた。


その後も普通に会話した。


顔にレーザー打つくらい美容に金をかけてて焼肉食べる時は大体叙々苑って言ってたのに、この日の会計は割り勘で、ユニットバスで家賃6万(23区内では激安)に住んでいるらしく、興味のあることにしかお金使いたくないタイプね、と悟った。

帰りは途中同じ道まで歩いたのだけど、私からしたら短い距離を、しきりに「歩いたら遠いなー」(普段はチャリ愛用)と言ってて、合わないなあと思った。私は歩くのが好きなのに。  


見た目はアリの部類だったのに、話しててもなんのトキメキもなくて、もう恋愛なんて私の人生に関係ないのではと考えることにも疲れて、帰って化粧も落とさずすぐ寝た。



話は変わるけど、私はSixTONESの松村北斗が出ている今期のドラマ「恋なんて本気でやってどうするの」通称「恋マジ」を観ている。

ストーリーはかなりペラいけれど、純と柊磨のデートには私の理想が詰まっている。

ありえないところまで心が動き出してみたい。(この曲いいよね、リリース楽しみ)

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