ホストのこれから(未来予測)

ホストクラブが増加しすぎた現在は戦国時代と化している。市場が崩壊し、かつての暴力団対策法(以下暴対法)のように取り締まりが厳しくなっていくのは確実であり酒屋にも圧力をかけて酒を購入出来ないようにして実質的に営業を出来ないようにするとか
ここから私の予想を書いていく
かつて暴力団がそうだったように暴対法が成立されてから暴力団の下っ端の人間はどんどん捕まっていったように、今までグレーゾーンだった部分を白か黒かをはっきりさせないホストクラブを殲滅していく。つまりグレーゾーンの灰色も黒とみなすようになる。例えばゴルフ場に行って「あなたは暴力団員ではありませんね」という欄に丸をつけて来た客が暴力団の場合は詐欺罪が成立するみたいに無理矢理にでも理由をつけて逮捕していく。
したがってこれからホストクラブはかつての銀行のように統廃合が進むがここで2つの選択肢がある①もっと深い闇の部分に進み逮捕される可能性を残したまま利益を上げるか、②営業形態をホワイトにしていって行政に首輪をつけられるのを許容するかである。
①のパターンはおそらく西東京方面へ勢力としては移動していき、警察の目が緩むまで一定の期間身を潜める形になるだろう。
もう一つの②のパターンは言わずもがなだ
ここでビジネスの面で考えてみるとバブルが崩壊したときの銀行を思い出す。バブル当時は銀行はどれだけ貸し付けても担保になる土地が地価が上昇し続けているのだから大丈夫と思っていたが一度地価が下がり始めると貸し付けていた金が帰ってこなくなり不良債権が生まれ、銀行を動かしていた上の世代と若い世代が世代交代した。結果、銀行を動かす若い世代の人間は海外に投資を行ったり先物取引などのある種博打的な方法で業績を上げました。しかし一方で前時代の負の遺産である不良債権を整理することで業績を上げる者もいた。
これと同じ現象が発生すると考えている。
海外で日本と同じような仕組みを構築するにはあまりにも時間と金がかかり大変に難易度が高いことを考えるとこのパターンは殆ど無いだろう。
まずホストたちは客に売掛けを行っていたが行政の指導により売掛けを行うクラブを警察は徹底的に殲滅していくだろう。
これによってホストに対して大量の不良債権が生まれる。未収になればホスト自身の給料から天引きされてしまうのでホストは客に対してどんどん圧力や暴力的な手段を使って回収をするだろう。
しかし、りりちゃんの件でホストが組織犯罪処罰法(以下組処法)で起訴されて有罪をくらったということはホスト=反社会的組織もしくはそれに準ずる者達という認識で警察は動いている。
したがって少しでも違法性がある取り立てや債権の回収方法を行う場合は逮捕される可能性が残っているということだ。
つまり民事で裁判を起こし不良債権を地道に回収する。この方法は非常に困難で一見利益などは少ないがリスクも限りなく低い。おそらくこの方法が主流になっていくだろう。
悪い方法は思い付くは思い付くがこれを読んだ人間がやりかねないのでここでは書かないでおこう。

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