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鉄道日本縦断<3日目③・北 海 道 脱 出>

先日(わりと前)、日本縦断旅行に出かけました。この記事では北海道脱出の様子をご紹介します。

*函館-青森の移動手段

思いつく限りでは以下の3つになります。

①新函館北斗から新幹線

これは18きっぷでは使えない方法です。今回は北海道&東日本パスを使用しているのですが、これには以下のような案内があります。

特急列車(新幹線含む)、グリーン車等に乗車の場合は特急券・グリーン券等の他、別に特急券が必要。ただし、新青森〜新函館北斗間内相互発着の場合に限り、別に特定特急券を購入すれば、新幹線の立席に限り利用可能。

つまり新函館北斗〜新青森の特急券代(4000円)で津軽海峡を渡れます。金額はともかく、QOLは一番高いと思われます。QOLを求めるなら最初から特急乗れという話ではあるのですが。

②フェリー

青函フェリーと津軽海峡フェリーの2社あります。比較的コスパも良く、深夜便もあります。学割があるのも嬉しいポイントです。時期により運賃は変動しますが1500〜3000円くらい出せば乗れると思います。

③できる限り在来線

18きっぷで移動する際はこの方法になります。18切符に加え、北海道新幹線オプション券(2490円)が必要です。まず函館から道南いさりび鉄道(第3セクター)で木古内駅まで移動します。そこで新幹線に乗り換え、奥津軽いまべつ駅で降ります。津軽二股駅まで歩き(駅名は違うが同じ場所)、津軽線で青森まで向かいます。

はっきり言ってこの方法はお勧めできません。理由を挙げてみます。

・異常に時間がかかる

ダイヤの一例:

スクリーンショット 2020-06-11 18.06.27

みてもらえばわかるように、乗り換えにとんでもない時間がかかります。おそらくこれだけで1日終わってしまうでしょう。

・コスパが悪い

オプション券は2490円かかる一方で、大抵の場合フェリーはこれより安い価格で乗ることが可能です。

以上の理由から、この方法は時間がかかる上に高くつくのでほとんど使われません。新幹線ができる前はもっと便利だったようですが、新幹線ができかえって不便になってしまいました。新幹線ができてからフェリーの乗客が急増したなんて話もあるくらいです。

今回はフェリーを選択しました。さらに、深夜便にすることで宿泊費も浮かせることができました

*フェリーに乗るっ

五稜郭駅からフェリー乗り場へ向かいます。

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今回は青函フェリーを使います。なぜなら安いからです。青函フェリーはトラック等の輸送をメインにしているらしく、その分旅客は安く抑えられているとのことです。旅客向けの設備は津軽海峡フェリーのほうが良いそうです。

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思ったより乗客は多かったです。客室には特にクッション等はありません。カバンを枕に雑魚寝しました。

たいした睡眠は取れませんでしたが、ないよりはマシです。到着後、フェリー乗り場の待合室で始発の電車を待ちました。

これにて脱北(?)完了です。

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