WordNetの力で僕のボキャ貧文章を神文章に昇華させたかった①
させたかった。さばです。
現在進行形で風いつアンソロジーに寄稿させていただくSSを進めているんですが、何度SSを書いてもやっぱり日本語は難しいなと思うわけです。
楽、したくね?
僕は楽がしたかったので、今から楽できるようなツールを作ることにしました。
手順です。
1.僕のボキャ貧文章を打ち込む
2.MeCabで形態素解析
3.WordNetから類語を探して置き換える
4.神文章の完成!
完璧。早速実装していきます。
開発環境↓
Ubuntu 20.04 LTS
Python 3.8.10
まず、日本語版WordNetを連れてきます。
公式サイトからJapanese Wordnet and English WordNet in an sqlite3 databaseをダウンロードして、作成するpythonファイルと同じ階層に解凍します。接続には標準のsqlite3ライブラリを使ってます。
類語検索についてはこの記事を大いに参考にさせていただきました。
あとはMeCabを使って日本語の文章を良い感じに単語に分割して、よしなに類語に置き換えていけばプロトタイプの完成。
そんなこんなで、実行してみました。
文は僕が過去に書いたSSから持ってきました。
元の文章
「最悪な目覚めだったとて、折角だから有意義な朝時間を過ごしたい。そう思って、給湯器のスイッチを入れてはみたものの……またすぐにでも、夢の世界に引き戻されてしまいそうだった。」
書き換え後の神文章
「worstな覚醒だったとて、折角だからgoodなmorningpatchを過ごしたい。そう思って、給湯入れ物の挿 し替えるを入れてはみたものの……またすぐにでも、要望の分野に引き戻されてしまい然許りだった。」
ん???
あとになって気が付いたんですが、ダウンロードしたWordNetには英単語も含まれているみたいですね。なので、英語が類語として選択されないようにして再挑戦します。
僕はあきらめない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?