スーパードロー頻伽(SDB)
お疲れ様です。みなさんは、SDLをご存知ですか?老害ゼクス勢はスピネル(S)ダンサー(D)リンク(L)という、ダブルリソリンを採用したデッキを思い出すと思います。
イェーガーの効果で相手のゼクスのコストを下げて、ダンサーの効果でアスピディスケを出してゼクスを一層して、PSの大型はペンギンから出したフレイムコープスで突破するデッキでした。
今回のSDLはゼクス用語(ゼクスのSDLがどれだけ界隈に浸透しているかは定かではないですが)のほうではなく、遊戯王の2008年ごろに流行した、スーパー(S)ドロー(D)ライダー(L)のことを指します。
詳細は省きますが、トレードイン、闇の誘惑、デスティニードローのようなドローカードを大量に投入し、光と闇の竜やBloo-D、虚無魔人を出して制圧するデッキでした。しかし、シンクロの高速環境により、なんでもないシンクロダークになりデッキ名の光と闇の竜すら入らなくなった悲しいデッキです。
デッキ名の由来はともかく、トレードイン、闇の誘惑、デスティニードローでデッキを高速回転させ、パーツを揃えて攻める動きが今回紹介する迦陵頻伽デッキと少し似ていたので、デッキ名をスーパー(S)ドロー(D)頻伽(B)にしました。
デッキリストはサムネと同様、下の画像です。
トレードインを彷彿とさせるようなドローをするカードが大量に入ってます。
ドローじゃないけど、このほかにも
このように大量のドローとリソース回収で、必要なカードを引き込みに行きます。手札が12枚とかになったりするので、スーパードローと言って過言ではないでしょう。
このドローを序盤(特に3ターン目)に思いっきりし続けて、展開していきます。
3ターン目の動きは何パターンかあります。しかし、基本的にDJを使うのが前提なので、2ターン目までにしっかり墓地に用意します。
パターン①:DJ福
・DJで4コスト軽減して1コストで福を呼び込む迦陵頻伽を出す
・女帝にシフト(1ディス2ドロー)
・福の効果でスイーツとアルターレイジを出す(合計2ディス4ドロー)
・残りのリソースと手札で未来に向かう約束シュリや他のゼクス、エンリルを展開して攻撃します。
パターン②:DJアーク福
・DJで4軽減してアークを"プレイ"
・当然プレイなので出た時の効果が発動してリソースが1枚リブートで入り、実質コストは3
・次に出す頻伽のコストが4下がるので、福を1コストで出してパターン①と同様に女帝スイーツアルターレイジみたいに展開して大量ドローからの、手札を出力に変換します。
パターン②の場合だと、本来アークゼクスがでるターンより1ターン早く11000のゼクスを展開しながら福のようなマストカウンターを配置して、得点も期待できます。
(アークゼクスがでるのが4ターン目というのはリソブとか絡んでない時の話です。イノスタにランチ打たれたらどうするのみたいなコメントは受け付けません。)
一応、先攻の場合はパニッシャーキャノンシェルを出せば牽制にはなります。
話はそれましたが、こんな感じで複数のパターンから展開して点を取ります。
4ターン目ないし相手のリソースが6枚以上ある場合はスタートリソースやユナイトアーク、各種デュナミスの権利を行使できます。
みんなも流石に強さを理解しているであろう、フレスヴェルクもこのデッキは容易にプレイできます。
・DJ福orアーク福からスイーツ2体
・2軽減でヴォイドブリンガーの頻伽を出して3以下を展開
これだけで3以下を4体出せているので、フレスヴェルクを降臨できます。
元々、妨害(特にケットシーの市場)を受けやすいデッキなので、リソースを全てスリープ出来るフレスヴェルクはあまりにも迦陵頻伽デッキの強化に貢献していますね。
ユナイトアークも、コスト5以下と5以上のゼクスを除外できるので、盤面を処理したり自分のゼクスをどかして連続攻撃できたりします。
迦陵頻伽のアークゼクスのプレイ時効果は手札から出さない限り、重複するので、スタートリソースから1体、ユナイトアークで1体の順番で出せば、次に手札から出す頻伽は8軽減なので、3体目のアークゼクスも出せます。
今回のリストは大型の頻伽をほとんど入れていないので、コスト軽減をより活かした構築も考えてみたいです。
あとはエンリルを採用しているので、ファフニールも出すことができます。ピーピングして相手の妨害札を抜きながら自爆して後続をサルベージできるのが強いです。
パワーが7500しかないので気をつけてね(魔道書相手に出して手札の東雲を抜いて、パワー9000あると思って突撃したら零時に8000バーン食らって死亡)
ファフニールはリソース6以降からしか出せないから勘違いしてました
3ターン目に降臨できるあいするゆうきとTOWABOSHIは言わずもがな強いです。
2種類採用している赤約束は状況に応じてパニッシャーを登場できるので、対応力があってかなり良いですね
赤約束はどちらも手札コストが必要ですが、このデッキには約束アイコンを11枚採用してるので、手札消費を最小限に抑えられます。また、手札コストもDJを捨てる選択肢もあります。
41弾までの迦陵頻伽の課題であった、「コスト軽減はするけど、リソースの色が赤や緑が偏って出したいゼクスを出せない」問題もありましたが、約束アイコンは赤緑の2色を有するので、コスト軽減したヴォイドブリンガーや福をリソースの色に困らずにプレイできます。
緑マナを確保できるので、緑約束も採用しても良さそうです。
もう一つの課題というか、今のゼクスはあっという間に点数を取られてゲームが終了することがしばしばなので、延命措置として、アナスタシアとアノを採用しています。
特にアナスタシアは攻めにも非常に強いフィニッシャーです。相手にライフ2点で止められても、無理矢理ドローし続けて、リフレッシュでライフを減らしてアナスタシアでリーサルみたいなこともできます。
先週のニュー杯と七尾杯は奮いませんでしたが(後攻2ターン目にディンギルに5点取られる(隙自語))回しててすごく楽しいデッキなので、興味ありましたら組んでみてはいかがでしょうか。
43弾の迦陵頻伽は一区切りつけて、来週からはオリハルコンティラノ辺りを構築していきます。
では皆さん、23日に吹上ホールでお会いしましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?