いの☆すた
ドラゴン†はろうぃんパニック†が発売されました。早速初動で全部集めていろんなドラゴンデッキを試しています。
その中で、なかなか良いデッキを組めたので、紹介しようと思います。ツイッターでもたくさんいいねもらえてうれしかったです。(なんならCSで優勝したときより多い。みんな知ってるデッキより珍しいデッキのほうが需要ありますよね)
今回作成したのはイノセントスターです。
約束イベントやケットシーの市場、その他イベントを多用しながら展開・除去・妨害を同時に行える強デッキで、当時、圧倒的tier1を確立したテーマです。
その後、各種汎用リソースブーストやケットシーの市場の規制、グロリア等の台頭もあり、圧倒的というほどではないにしろ、依然強デッキであることには変わりません。(環境がアークゼクスを主軸としたゲームレンジより早くなっている)しかし、強力な動きはアークゼクスを主軸とした、〈ニャンニャンダッシュ〉や、〈ドローンリアクター〉、〈水芭蕉〉を用いて先にブーストしてアークゼクスからのゲームメイクであるため、直近のシステム§(リンク)は枠の兼ね合いから採用が見送られるケースがしばしばあります。リンクが採用されないと、自ずと新弾のアウェイクゼクス、アウェイクンパニッシャーの採用は少なくなってしまいます。
もちろんデッキの構築は自由ですが、せっかくなので、これまでの構築と一線を画す新システムを主軸とした構築を考えてみました。
デッキギミックの中心は、アークゼクスではなく、デザイアリンカー、リンクドデザイア、アドバンストリガー、アドバンスドリンクです。
緑を採用して先にアークゼクスを出すプランではなく、約束イベントを序盤から多用し、低~中コストのパニッシャーで点を取り、レイドによる登場を狙っていきます。
それを狙うには、約束イベント2枚と§を手札に用意する必要がありますが、今弾で登場した〈光輝と蒼穹の約束〉の登場により、採用できる2コストの約束が12枚体制となりました。
12枚あれば大体初動になりうるので、比較的安定して序盤に点を取りに行くことができると思います。
さらに、青と白のパニッシャーには序盤で公開領域を広げ、都度必要なカードを探すことのできるパニッシャーがたくさんいます。
(この他にテクネチウムも悪くないです。)
特に、セシリアは1点回復して5枚の中から有効牌をサーチできるので、後続の約束や§等、必要に応じてカードをサーチできますし、過程でライフを堅固にし、アドナキエルもついてきます。
2ターン目にレイドを設置できた場合、3ターン目に§開化、§継承(アウェイクンパニッシャー、以降AP)で攻めていきます。
ニノのAPはレンジ2or絶界を持ちながら、cip1ドローとイベント回収があるので、手札を潤沢にしつつ、ビートダウンが可能になります。
レンジ2で攻撃できるので、PSへの攻撃回数を増やし、4,6番のスクエアを埋めることができるので、〈タンクハート〉を使用しやすくなります。
リソースを増やさずにゲームをする都合上、できるだけ展開にリソースコストを使用せずに展開する必要があるので、相性は良いと思います。
また、0コストで展開できる枠として、〈あるじさまのために〉を採用しました。
普段あまり採用されないカードですが、アークゼクスに依存せず、使用できる枠として優秀であり、5コストのドラゴンなので、各種シフト対応であり、手札コストもAP等で確保するため、さして気になりません。5コスト以上をバウンスする除去も優秀で、ゼクスのパワーが全体的に低めなこの構築では重宝します。
3ターン目の目標は、約束2発(PS黒衣奈、セシリアアドナキエル)、AP、レイド、タンクハート、あるじさま、ユメカワツインズです。
アドナキエル以外は4コスト以上なので、破壊に反応して黒衣奈が3コストを蘇生させます。出てくるゼクスはcip5000マイナスを内蔵しているので、対応に難儀すること請け合いです。
黒衣奈で自壊はできますが、それ以上に攻撃回数を稼ぐために、〈波打ち際の人魚姫〉、〈待ち合わせはいつもの場所で〉をそれぞれ採用しています。コスト6以上の青・白のゼクスが攻撃する際に手札化トラッシュから除外して0コストでプレイできます。それぞれ、移動と6000マイナスを使用し、攻撃し終わったゼクスを相手PS隣接からどかします。
特に、〈波打ち際の人魚姫〉はこの構築と相性がよく、パワーラインの兼ね合いで前に出さざるを得なかったアークゼクスを自軍に戻すことができます。
さらに、自軍(7,9番スクエア)を埋めることは、タンクハートの登場条件達成にも一役買い、シナジーに富んでいます。
〈待ち合わせはいつもの場所で〉も、攻撃を終えた3コストのゼクスや〈あるじさまのために〉を破壊できます。
アークゼクスの登場時能力で〈あるじさまのために〉を登場させ、アークゼクスの攻撃時に〈待ち合わせ〉をプレイし、破壊した後に、〈あるじさま〉自身の効果で再登場できます。
アルカナエンキの存在もあり、3コストのゼクスで相手PSを攻撃しやすいのも相性が良いです。
6コスト以上の青白のゼクは、アーク、白あづみ、APが満たし、青単体は、アルカナエンキ影響下の〈あるじさま〉、ミステリア。白単体はタンクハート、ナトコが条件を満たします。
手札からプレイするよりも、トラッシュからプレイしたほうがお得なので、これらの2イベントはできるだけトラッシュに送ります。(最近は墓地除外やデッキ戻しが多いので、手札に隠すことも重要です。)
ここで約に立つのが、§結望です。リンクのあるスクエアに登場したとき、4枚公開してイベントを手札に加え、手札を1枚「トラッシュに送ります」。〈波打ち際〉や〈待ち合わせ〉を加えてそのままトラッシュに送ることができます。
もともと少し地味ではあったこの効果もこのデッキではシナジーを発揮できています。
現構築はゲームプランを絞り、カードを採用していますが、相手の行動に対応するカードは現段階は採用していない、叩き台であります。
ゼクステンドドライブミカエルやType10、滅天竜、キルキュフェットル、原初は無理なく採用できるので、ぜひデッキを回していただいて各々好きな構築を試していただけると幸いです。
このデッキに限らず、今後リンクやAPをメインプランに据えるデッキが増えると思います。イノセントスターはイベントを扱いやすいテーマですので、とりわけ約束複数採用は相性がよいですが、他のデッキでもこのように約束12枚(以上でも以下でも)を採用した構築は可能です。
12月にはおそらくまだ出ていない組み合わせの多色約束も登場するので、期待するところであります。
おわり
(デッキダービー進んでなくてごめんなさい)
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