夢見る少女じゃいられないらしいが、夢見がちな大人になってしまった

来世の目標は『スパダリ』になること

ここ最近の思考回路はもはや、来世に向いている

平均寿命から考えると人生も半分(中央値的には90代らしいが)が見えてきたので、今世はそうそう何もなさそうだと腹を括り、来世に期待としている

(ニンゲンに生まれないかもとか、輪廻転生とか、そういうのは、来世考える上で邪魔な話なのでおいといて)

で、来世はスパダリ問題である

少し前までは、スハダリといえばBLの中の用語の感が強かったけれど、最近はそうでもない

絶対的な御曹司でハイスペでツンデレで。。。みたいなのでもなく、もっとライトになってきた

ハードルが下がるのは助かる
来世で、叶えられる可能性が上がるから

とはいえ、それなりのスペックは欲しい

顔面偏差値(ルッキズムは一旦おいといて)は高いに越したことはない
身長も高い方が何かと良さそうだ(高いところのものを取ってあげての出会いとか確率上がるし)
賢さもそれなりにあった方が良いだろう(教えてあげるというキッカケ作りのため)
スポーツは嗜む程度でも良いだろう
あとは、会話力と傾聴力は必須だな
スマートに褒めたり出来るのはポイントが高い
謙虚さの中にも、我の強さも忍ばせたい
できたら、地味に見えたのに、前髪あげたら超絶イケメンでした!みたいな、ギャップも欲しいな
そして、一番肝心なマインド、『溺愛』できること

と、並べてみたら、今の自分と真逆過ぎて、課題は山積だ
なんということだ、真逆過ぎて皆目見当もつかないぞ、そんな生き物いるのか、そんな生き物なれるのか?

なんて、来世の目標について考えるほどに、今世は今のところ平和で暇らしい

暇というのは退屈だという人もいるけれど、いやいや、大忙しじゃないか
考えることが多過ぎる

少なくとも、来世を考えている脳内は大忙しなのだ

顔面や身長は遺伝子レベルから調達が必要だし、その他は生育歴の中で培わねばならぬ
そのためには、幼少期にスパダリになるぞと決意せねばならない

なんということだ
実は壮大な計画に手を出してしまったのではないか

と考えて、ふと、気付く
やっぱり今の自分は、相当に暇なんだなと

暇は「夢見がちな大人」というモンスターを生み出すらしい

しばらくは、このモンスターとしての生活を楽しむことにしよう



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