Chupa Chups
棒つきキャンディといえば、Chupa Chups!
(チュッパ チュッパ チュッパチャップス!)
学生のとき、アルバイトの休憩時間によくチュッパしていました。
あー、思い出した!
小学生のとき、Chupa Chupsを舐めるための電動式フォルダーが売られていたんですよ。
見た目は電動式歯ブラシのフォルダーその物なのです。ブラシでなくChupa Chupsを取り付けるイメージ。(ウィンウィン回して舐める意味が分からないけれど)
祖母が遊びに来て玩具屋さんに行ったとき、それを買ってあげようかと言われたのに、なぜか「いらない!」と答えた私。
なぜそんなに強く拒否したのか分かりませんが、帰ってきてから欲しくなりトイレで一人で泣く…。母親は買ってくれなさそうなので(その時は勝手にそう思い込んでいる)、ただただ自分の言ったことを後悔して泣く…。
今考えると、意味の分からない子供であります(笑)。でも、強く心に墜ちてきた感情は大人になっても鮮明に覚えているものなのですね。
さて、このパッケージのロゴ。
誰のデザインかご存じですか?
そうです。
あの奇才の画家、サルバドール・ダリなんですよね。
黄色いお花はデイジー。
その中にポップな赤い文字。
何度か変遷は遂げたものの、Chupsという文字にはダリが宿っています。
数年前にダリ展に行き、初めて作品を生で見ました。
彼の絵には、時が止まったときに現れそうな世界や時空間を感じました。或いは、夢を見たときに時々訪れる浮遊感や重力を。
なんというか…夜寝る前にしんとした空間で、無音の中で入り込みたくなる世界だと感じたのです。
静けさの中、木製の机の上に、コトリと何かを置く音がする静寂。
ダリの絵には、匂いや光などではなく、時も風も何もかもが止まったときの宇宙を見せられた様な感覚になりました。
ところで…拾ったChupa Chupsのパッケージ、伸ばしたらロゴを真っ二つに破いてしまいました。(トホホ)
気になった方は、コンビニを覗いてみてくださいね♪(笑)
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