嘘
もう、嘘は嫌なんだ!
と、その人は言った
それは私に向かって投げかけられるにしてはずいぶん理不尽に感じた物だけれど
今、私も思う
もう、嘘は嫌なんだ!
でも、、、
嘘って、、、
何なんだ
誰に対してのなんの嘘なのか、そこに、見落としてる大切なものがあるかもしれない
そもそも真実が何かさえ掴めはしないこの世界で嘘をつかめようはずもない
それなのに、そればかりが確かなことのようにこれは嘘だと引き摺り出し糾弾し火あぶりにする
その自分をこそ見返してみなければなるまい
と、叫ぶ主人公が現れる物語を白昼の中で夢に見た
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