第1回ゼッケンCSに運営として参加した感想、レポートなど

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初めまして。

私は普段は「ぜっけい(@sa_zetsuei)」という名前で
主に関東圏の遊戯王CSにプレイヤーとして参加しています。

今回は第1回ゼッケンCSにプレイヤーではなく運営側として参加し、
普段出来なかった運営の経験を積むことが出来ました。
CSの対戦レポートのブログなどはありますが、
運営側レポート・感想は軽く探した限り見当たらなかったのと、
良い経験だったので記録も兼ねてnoteに書くことにしました。
よろしくお願いします。

発端

CSの名前にもなっているゼッケンさん(@zekken_y)より運営の手伝いが欲しい、と声を掛けていただいたので即答で承諾したことが発端です。

普段プレイヤーとしてCSに参加していますが運営は体験したことがなく、
運営側の経験を積める貴重な機会だと思い承諾しました。

事前に準備したこと

まず最初にゼッケンさんと相談し下記の項目を決めました。
・大会名
・賞品/参加賞
・大会のマッチング方法、オポーネント計算

大会名は地域名・プレイヤー名・店名などの候補を出し、
被っていないゼッケンCSに選択しました。
参加賞と賞品については主催ではないので割愛します。

第1回ゼッケンCS
実際のizazinページ


マッチング方法は「TCGマイスター」を使用することになりました。
YCSJやリモートデュエルイベントなどで使用された運営サポートソフトです。
これにより当日はマッチングシートの配布・オポーネント計算の
手間を減らすことが出来ました。

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実際のスクショ。念の為プレイヤー名(マッチング)は伏せています。

その後個人でジャッジとして判断するメモ(※)を作成し、
打ち合わせ中に共有、ブラッシュアップしました。
このメモ作成によりジャッジにより違う対応をするミスを無くしました。

※例えばデッキを崩してしまい中身が見えた場合、
デッキ内に存在しないカードをサーチ宣言するなどの事象が起きた場合、
どうジャッジするかを決めておくことで
ジャッジの対応者が違っても確実に同じ対応が行える

また、この段階で試合撮影用のカメラ(スマホ)・三脚が上がりましたが、
初の運営で動画撮影する余裕があるか不明の為、
今回は撮影無しにしました。

ちなみにノートパソコンは所有していないが
スマホ・タブレットがあるから大丈夫、
と思い用意しませんでしたがなかったことで当日は大変な思いをしました。
これについては後述します。

当日の運営レポート

大会スケジュール

当日は9時頃にゼッケンさんと店の前で落ち合い入店。
お店のスタッフの方に挨拶を済ませ運営卓準備などを行いました。
(運営卓っぽくするために持ってきたプレイマットを敷きました。)
その後運営卓に座り今日の流れなどを話しながら受付の準備をしていました。

その後受付に参加者さんが来たので受付対応を行いました。
参加費1500円を受け取り参加賞のシングルチケット(とお釣り)を渡し、次の方へ。
この時パソコンがないので受付番号をメモ帳に必死で書き
同時にレシピ提出の確認をスマホで行いメモ帳に必死で書きました。
(反省点1)
この時ほどパソコンが欲しいと思ったことはありませんでした…

10時頃から受付を開始しましたが60人を終えたあたりで
10時35分ほどに時間が一瞬で過ぎてしまいました。
間違いなくこの時間が一番忙しかったです。(反省点2,3)

一瞬落ち着いたタイミングで時間を確認したら10時35分だったので
キャンセル待ちの対応を開始。
無事定員の64名で開始することが出来ました。

TCGマイスターの案内を行い参加者さんに対戦卓に移動してもらいました。
マッチングシートを配る手間が無かったのは良かったです。

そして予定通り11時より1回戦開始。
ジャッジを行いつつ自分はデッキレシピ確認と分布作成を行っていました。

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実際に使ったメモ帳の分布確認。(見づらい)

アナログ確認なので思った以上に時間が掛かってしまいました。(60分ほど)
DMに来たメッセージを1個1個開いて書いて、開いて書いて…
今回のCSの個人的な一番の反省点です。
やはりパソコンを用意し、エクセルに記載して管理するのが確実でした。

そして運営なのでジャッジ対応を行いました。
参考程度ですがメモに残っている対応回数は2人合わせて
・1回戦:ジャッジ2回
・2回戦:ジャッジ3回
・3回戦:ジャッジ5回
・4回戦:ジャッジ2回
・5回戦:ジャッジ2回
・決勝トナメ:1~3回戦合わせてジャッジ1回
でした。メモ帳に書いていないのもあるので実際はもう少し多いです。
実際に判断したジャッジを最後の項目でおまけとして載せます。

ちなみにジャッジで呼ばれた時、手を上げておいて貰った状態だと
どこに行けば良いのかわかりやすいので、
是非プレイヤーの皆さんに意識して貰いたいと思いました。

普段は試合中に他の卓を見て回ることが基本的に出来ないので、
プレイマットや使っているスリーブなどのサプライを見て回ったり、
特定のテーマを使っている人達のレアリティへのこだわりが見えたり、
名推理でレベル7宣言したらトップがエルドリッチで飛び出してきたり、
電脳堺や未界域、ドラゴンリンク系統の展開を見ることが出来たり…
運営として色々な卓を見ることが出来て楽しかったです。

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自分が好んで使っている・気に入っているプレイマットです。
皆さんのサプライが個性豊かで見ていて楽しかったです。

今回の反省点と思ったこと

まず反省点から。メモから転記します。

・デッキレシピの提出確認、分布作成に
パソコン(エクセル)を使用するのが正解。
手間を減らすためにも次回はノートパソコンを用意する。

・受付の時、500円玉が尽きかけた。
2000円で払う人が予想以上に多かったので、
次回は500円玉の枚数をより多く用意する。

・参加者64人を30分で受付すると
1人あたり30秒しか使えないので忙しくなるのは予想できたはず。
次回は受付時間を長くするか、受付を2列で行うなど対策をする。

次回は負担を減らすためにパソコンを用意し、
受付番号・名前・デッキタイプ・デッキレシピ提出を
エクセルで一括管理します。


次に思ったこと・気づいたこととして、

・izazin登録時、ツイッターIDの記載を必須にすることで
デッキレシピ提出確認・集計の手間が減る。
(ツイッター名と大会に登録したハンドルネームが異なる人もいる為。)

・チーム戦だと受付やマッチングなどの手間が2人チーム戦だと1/2、
3人チーム戦だと1/3になるので、運営側の負担が減る利点がある。

・TCGマイスターによりマッチング・勝敗入力・オポーネント計算を行ったが、注意・警告が発生した場合マッチングシートにそのまま書ける利点が無い。(別途メモ帳などで管理する必要あり)
ケースバイケース。

・動画撮影卓は1卓用意して運営出来る余裕がありそうなので、
次回から動画卓を用意することを検討する。

とこんな感じになりました。
完全に運営視点の思ったことだけになってしまいました。
面白みが無くてすみません。

終わりに

今回初めてジャッジとしてCSに参加させていただきました。
貴重な体験で、大会が終わったあとは達成感がありました。

プレイヤーとしてCSに優勝したときと少し感覚が似ていて、
例えるなら親の家族サービスが終わって帰路についた
親と子供の感覚の差なのかなと思います。
(なんか違っていたら突っ込んで下さい)

第2回ゼッケンCSの開催が予定されていて、
そちらでも運営として参加しますのでよろしくお願いします。
こちらがツイッター運営アカウントになります。
ゼッケンCS(@CSzekken)

ちなみに自分は普段テレワークのせいなのか
4回戦くらいから足が疲れてきていました。
(プレイヤー参加時だと1回もなかったです)
他のCS運営の方も試合を見て回ったりジャッジで駆け付けたりしているので
改めて運営・ジャッジをして頂いている方々に感謝です。

最後に、参加者さんとスタッフさんの協力もあり
無事に第1回ゼッケンCSを終了することが出来ました。
参加頂いた皆様とお店のスタッフさん、ありがとうございました!

以上になります。
ここまで読み進めて頂き、ありがとうございました。


ジャッジ対応(おまけ)

当日行ったジャッジ対応をメモ帳から転記します。
これも当日PCがあればコピペが出来るので二度手間にならないですね。
警告が伴ったケースは記載しません。

・フィールド上にエクレシアが存在している状態。
ルドラの魔導書発動にチェーンパニッシュメントで対象エクレシア。
処理時にフィールド上に魔法使い族が存在しないため、
手札に魔導書カードが無いか見てほしい
→手札を確認し、デュエル続行

・既に大捕り物で超雷龍サンダー・ドラゴンをコントロール奪取している。
チェーン1サイクロンで対象大捕り物、
チェーン2大捕り物でコントロール奪取した超雷龍に対し月の書を発動。
裏側になったモンスターのコントロールは元のプレイヤーに戻るか
→裏側になった瞬間大捕り物とモンスターの関係が切れる為、
コントロールは戻らない。

・ヴァレルエンドドラゴンの効果で
既に閃刀姫シズクが効果無効になっている。
この状態でシズクにイーグルブースターを発動したら効果は戻るか
→既に無効にされている状態なのでモンスター効果は無効のまま、
イーグルブースターの効果を適応する

・スキルドレインが既に表側表示で存在している状態で、
無限泡影を発動できるか
→効果があるモンスター(無効になっていないモンスター)にしか対象に取ることが出来ないので、無限泡影は発動出来ない

・守備表示の餅カエルにHC強襲のハルベルトで攻撃、
ハルベルトのサーチ効果発動時に餅カエルの効果は使用できるか
→既に餅カエルが戦闘破壊されることが確定しているので、発動できない

・プランキッズ・ドゥードゥルのリンク召喚成功時の効果を発動宣言、
処理を忘れてドゥードゥル2体目をリンク召喚し、
成功時の効果を発動宣言。
1回目のリンク召喚成功時の効果処理を行うことを忘れていたことに気づいたがどうするか
→リンク召喚成功時の効果を処理、注意1をプレイヤーに与え試合続行

・手札抹殺の効果処理後、チェーン1未界域のツチノコ効果(墓地蘇生)、
チェーン2増殖するG、チェーン3アポロウーサ、
チェーン4ドロール&ロックバードを発動。
このタイミングでチェーン4のドロール&ロックバードを発動できるのか。
→手札抹殺の処理後のタイミングである為、発動可能

・チェーン1 電脳堺姫-娘々の墓地蘇生効果、
チェーン2墓穴の指名者、対象 電脳堺姫-娘々、
チェーン3電脳堺門-玄武、
対象 墓穴の指名者で対象になった電脳堺姫-娘々
この処理の場合、電脳堺姫-娘々は蘇生できるのか
→チェーン3玄武の効果により娘々が蘇生される

・バトルフェイズ終了時にチェーン1拮抗勝負発動、
チェーン2サイバネット・コンフリクト発動、
この処理後に手札にある2枚目の拮抗勝負を発動できるか
→コンフリクトの「次のターンの終了時まで、相手はこの効果で除外したカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない。」
により発動不可。

・チェーン1閃刀姫カガリで対象墓地のエンゲージ、
チェーン2ドラグマパニッシュメント対象カガリ、
チェーン3イーグルブースター対象カガリ。
パニッシュメントでEXから墓地に送るのかどうか
→パニッシュメントでカガリの攻撃力以上のモンスターをEXデッキから墓地に送り、カガリは破壊されない。
次の自分のターン終了時までEXデッキからモンスターを出せない制約は適応される。

・閃刀機関-マルチロールの効果で墓地からセットした
閃刀機-ウィドウアンカーを発動。
チェーン2餅カエルで無効にし、無効にしたウィドウアンカーをセット。
その後餅カエルの効果でセットしたウィドウアンカーを発動したが処理後に除外されるのか。
→餅カエルの効果でセットしたため、除外されず墓地に送られる。

・リボルブート・セクターのカードの発動に対し、応戦するGは発動可能か
→魔法カードの発動と同時に特殊召喚が行われるカードにのみ
応戦するGは発動可能の為、リボルブート・セクターには発動不可。
(例:死者蘇生、予想GUYなど)

・双穹の騎士アストラムが相手フィールドに存在する状態で、
十二獣ワイルドボウはプレイヤーに直接攻撃出来るか
→アストラムは他のモンスターを攻撃対象に選択できない効果なので、
直接攻撃出来るモンスターで問題なくプレイヤーへの直接攻撃ができる。

・超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベの攻撃力を上げる効果に対し
チェーン「無限泡影」を発動し効果を無効にした。
ジャガーノート・リーベでしか攻撃できない制約は適応されるか
→効果が無効化されずに通ったあとに制約が適応される為、
「この効果の発動後、ターン終了時まで自分はこのカードでしか攻撃宣言できない」も無効となる。

ジャッジ対応は以上になります。
ここまで読み進めて頂きありがとうございました。
改めてお礼を申し上げます。


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