台風19号による災害救援
10月20日(日)に東京都世田谷区へ災害救援をしに行きました。
多摩川の氾濫により、多くの家が床下または床上浸水をしていました。
私たちivusaは主にニーズ解決とヒアリング調査を行いました。
私の班はニーズ解決で、ボランティアが必要なお宅へ行き、お手伝いをしました。
一軒目のお宅は、おばあさんとその弟さんが住んでいる一軒家でした。床上70センチくらい水が上がってきたそうです。その水の跡はまだ残っていました。一階の床は、泥水が乾いた後のようになっていました。靴のまま入っていいとのことだったので、そのままお邪魔させていただきました。
まず、一階にある綺麗なお洋服を二階へと運びました。それから一室の掃除を始めました。そこには弟さんが使っている大きなクローゼットがあり、とっておくかどうか迷われてました。どちらにしろ、とりあえずは乾燥させたいとのことだったので、縦に半分解体し、まだ使えそうな右半分は残し、左半分は処分ということになりました。この写真をご覧下さい。
これは掃除が終わった後の写真です。ビフォーを撮っていないので比べることはできませんが、残す方のクローゼットを横にし、乾かしています。解体の他、部屋の運ぶ物を運び、床の掃除をし、壁や窓も綺麗にしました。
途中から世田谷区のボランティアの方がいらして、リビングや窓の清掃などを進めてくださいました。
次に廊下の掃除をしました。泥が隅に溜まっていて、取り除くのになかなか時間がかかってしまいました。しかし、廊下を掃除したことで、ほとんどの床が綺麗になり、土足で上がる必要がなくなりました。
お昼過ぎになり、キリのいいところで休憩をしました。置いてあったアルバムの写真をみていたらおばあさんが色々お話をしてくださいました。おばあさんは明るくて、おしゃべりで、とてもチャーミングな方でした。作業途中でカナダのお土産のクッキーをくださいました。そのクッキーがとっても美味しかった!
おばあさんは、何もしてあげられなくてごめんね、と何度も謝ってきましたが、私たちは皆様の日常の生活が早く戻るように、そしてパワーを与えられるように活動しています。少しでも力になれるのならそれでいいんです。綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、ivusaのボランティアは、そうでなければ絶対に務まりません。
今回の台風でivusaは、東京都世田谷区と千葉県館山市、長野県飯山市に災害救援をしに行きました。東北でも被害が大きかったため、今後は東北への派遣が検討されています。予定が合えば私も参加する予定です。
次の記事へ続く
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