履修登録について(確認編)

はじめに

特に新入生のみなさん、履修登録含めたご準備の方は整ってきているでしょうか?

多く寄せられていたご質問をいくつかピックアップしてまとめました。履修登録に関係のないものも含め、最終確認の一環としてご使用ください。

1. 〇〇(科目名)「①」などの番号について

みなさまの多くが科目名の後ろについている①や②などの番号に惑わされていた印象です。確かにややこしいですよね、これ…

簡潔に言えば、この番号は「クラス番号」にあたります。「1-③」や「3-Ⓑ」のようなものですね。
番号が違っていても、科目名が同一であれば、基本的に取り扱う内容は全て同じです。ご自身の他科目の履修状況等に合わせて、お好きな番号を選択してください。

いくつか例外もございます。その1つとして、「オーラルワークショップⅠ/Ⅱ」の後ろの番号はクラスと難易度の分別を兼ねています。以下に大学からの案内を転記いたしますので、よろしければご覧ください。

1~3クラスは総合レベル4~13クラスは基礎レベルの授業内容となっています。
英語が苦手な方や、基本から学びたい方4~13クラスで受講してください。
なお、基礎レベルでもなかなか自信がないという方は、11~13クラスで受講してください。

またこの質問も多かったのですが、「オーラルワークショップⅠ/Ⅱ」それぞれの番号は、前期後期で揃える必要はありません

ただし、前期後期を通じて行われる通年科目(履修登録画面では「複期」と表示されます)に番号が振ってある場合は自動的に揃うようになっています(スポーツ実技等)。


2. 単位数について

無事履修登録のチェックが済んだ方が次に抱く疑問や不安の1つが、単位数についてです。

特に多かったのが、以下の類のご質問でした。

「前期後期で合計〇〇単位なのですが、十分でしょうか」

これに対しての回答は非常に単純で、「気にするな」の一言です。

気にするな、というのは、相対的な基準を設けなくて良い(人と比べる必要がない)という意味です。
単位数は学部学科は勿論、個々人レベルでも差が出ます。ゆえに、他と比較してもあまり意味はありません。

重要視すべきなのは以下の2点です。

「現年次の必修科目+資格関連科目ができる限りもれなく履修できている」
「自身のキャパシティに対して過不足のない単位数である」

1点目の条件を満たした結果、何単位分履修することになるのかだけを気にしてください。
ただし、資格取得を希望しない方についてはこの限りではありません。必修科目+ご自身の興味関心のある科目を履修しましょう。

案外大切なのが2点目です。
実際に学業と私生活を両立させながら大学生活を送っていると、「この科目数はちょっとしんどいな…」「授業数が物足りないな…」と感じることがあるかもしれません。

そんな場合でもご安心ください。
授業開始後しばらくすると履修登録変更期間が設けられます。この期間は、履修科目の追加/削除ができます。履修登録後、自身のキャパシティに対して過不足を感じた場合、この期間を有効活用してください。

また、アルバイトの都合に合わせて時間割を組む方が一定数いらっしゃる(アルバイトのために5限目を履修しなかったり…)のですが、これは後々自分の首を絞めることになりやすいので、やめておいた方が良いと思います。

まずは学校、次にアルバイトという優先順位はしっかり意識しておきましょう。学生のみなさまにも様々事情があると思いますので、一概には言えませんが…


3. パソコンについて

履修登録とは直接関係はありませんが、パソコン関連のご質問も多くありました。

「パソコンは購入しなければいけないのか・した方がいいのか」
「在学生のパソコンの所有率はどの程度か」
「officeの配布はあるのか」

結論から申し上げますと、原則大学から購入の強制はありません。ただし、個人的にはパソコンはあった方が良いと思います。スマートフォンで大学の間の学びを完結させるのは正直難しいです。大学にもパソコンはありますが、この時勢ではいつ大学の設備が使えなくなるか分からないですし。
すべてのことを大学のPCとスマートフォンで終わらせる猛者を何名か見てきましたが、正直課題等の質はどうしても低くなっていました。

ただ、どのタイミングで購入するかというのが難しいです。
3、4年生になるとレポートや卒論でパソコンを扱う機会が何かと増えますが、1年生の間は基本的にさほど使う機会がないと思いますので…

あっても確実に無駄にはならないので、3、4年生への事前準備も兼ねて購入しておくのもアリだと思います。しかし、新規性の高いものが好みの方は一考すべきかなと思います。如何せん変化の早い業界で、毎シーズン新しいモデルが発売されることもざらですので。(変化はほぼ誤差の範疇なので、気になるような差は生まれないと思いますが…)

パソコンでなければいけないというと、そうではありません。Ipad等のタブレット端末でも対応可能です。
この場合は、印刷等でパソコンとの双方向のやり取りをするために、LightningコネクタやmicroUSB対応型のUSBメモリ、あるいはクラウドストレージ(One drive、Google drive等)を用意することをお勧めします。

まとめると、スマートフォンのみだとなかなか対応が厳しくなる時期がいずれ(3、4年生になる頃)やってきます。その時にパソコンやタブレット端末の購入を考えてみるのも良いかもしれません。
個人的には購入を推奨します。パソコンの扱い方は社会に出ても使っていく技術ですし。