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#西東のデザイン分解【vol.1】 げんそく

いかがお過ごしでしょうか,西東です.

この note は,Twitter にて発信中の
#西東のデザイン分解 について

今まで投稿してきた過去のものを
見返せるように基礎からまとめて
いこうというシリーズです.

さっそくですが,vol.1 はやはり
デザインの4原則 からまいります.


デザインの4原則

ノンデザイナーズ・デザインブック で
おなじみのこちらの原則は以下の4つです.

『整列』,『近接』,『対比』,『反復』

今回は、これらを

1)つまりは「なにか」
2)それは「なぜか」
3)そのために「どうするか」

という観点からまとめていきます.


『整列』

1)整列は「見えないガイドライン」です.

2)要素が整っている,そろっていると判断できるのは,そこに「明確な基準線があるから」です.最初に基準のラインを決めてしまえば,あとは要素をそのラインに沿わせれば自然と整列します.

3)しかし,実際のデザインでは要素が多く,基準のラインが複雑になり得ます.また,デザインには毎度明確な目的があります.そのため,入り組んだ見えないガイドラインに対して各要素を「そろえる のか そろえない のか意図的に判断する」必要があります.


『近接』

1)近接は「共通項のグループ」です.

2)複数ある要素がまとまっていると判断できるのは,そこに「グループたらしめる関係性があるから」です.その関係性として代表的なものに,余白,罫線,配置,背景,配色などがあげられます.

3)そのため,目的のデザインに対して近接を用いるときは「最適な共通項と優先度を見定める」必要があります.


『対比』

1)対比は「瞬時にわかるキャラクター」です.

2)2つ以上の要素に対して異なる印象を持つのは,そこに「一目瞭然な他との違いがあるから」です.こちらはあちらよりも 強い/弱い,明るい/暗い,赤い/青い など,認識した瞬間の印象は対比によって生まれます.

3)すなわち,目的のデザインに際立たせたい印象やキャラクターがある場合は「持ち合わせた個の主張をさらに膨らませる」必要があります.


『反復』

1)反復は「心地よいリズム」です.

2)見ていて心地いい,収まりのいい印象を持つのは,そこに「一定に繰り返される安定感があるから」です.心臓が脈を打つように,時計が針を刻むように,一定のリズムには継続性が予測され,安定を生みます.(もちろん,そこからの変化も期待されます.)

3)したがって,目的のデザインにより「繰り返すテンポや各要素の特徴(一部・全部)を統一する」必要があります.


いかがでしたでしょうか.

冗長的な表現にならないよう意識しましたが,
文章には個人のクセが出てしまうので
何とも言えないですね.

ご指摘ご意見ご感想お待ちしております.
Twitter もよろしければお願いします.

それではまた次回.
お読みいただきありがとうございます.

西東

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