はやり

「9割はゴミ」というスタージョンの法則が何にしてもしっくりきて、どんな解釈をしてもしっくりくる。

「自分と気が合うものなんてそうそういない」ことを言ってるようにも思えるし、とにかく物差しとして万能である。

また一つ思うのは、「多数派は自動的にゴミほどの価値になってしまう」ということなんじゃないかと。

希少価値というように、数の少ないものにはとりあえず高値がつく。

しかしその希少なもののコピーがたくさん作られるようになれば、どんどん安くなっていく。文学にしろ音楽にしろ。

元祖はその功績を褒められるべきなのだろうが、あぐらをかいてそのまま同じことをしていればやはり凡庸の一つにしかならなくなる。

まあそれでも支持はされていくんだろうけど。9割の方に分類される人達によって。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?