野良マナー講師の跳梁跋扈

マナー講師をのたまう人間がインチキ屋なのが知れ渡っていく一方で、マナー講師とのたまわずしてマナーを提言するのっぺらぼうが目につくようになってきた気がする。

いや、昔からいたんだけど、あれ、こいつらのやってることもマナー講師のそれだな、と気付いたというか。

まあマナーなんてものはそういうものか。ぼんやりと、ある行為について、嫌がる人が多い行為です、控えましょう、と言うだけのやつ。

言うだけなら良いんだけど、体系化するといびつなものが出来上がると思う。「Aはマナー違反」と決めてしまうと、もうどんなに例外的にAという行為が効果的であろうと否定される、遠慮しなきゃいけなくなる感じ。害。

最近思ったのが、「好きなものを褒めるときに他のものを貶すな」ってやつ。どうだか、って。褒められた側も喜びづらいし、その貶されたもののファンも不快になるからという理由は分かる。

しかし、長所を説明するのって、他と比較するのあってだしなあ。

なんか良さげな事提言したいのかも知んないけど、全部「TPOをわきまえろ」でいいんじゃないか?

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