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東部地域局通信 第19号(2024.7.25)


 静岡県東部地域局では、東部地域の魅力や地域団体の皆様などの活動をより多くの方に知っていただくために、東部地域局通信を発行しています。毎月1回の発行を目指し、東部地域各地の取組を紹介していきます。
※掲載している情報は、2024年7月25日時点のものです。


こんにちは! 静岡県東部地域局です。東部地域局通信は、静岡県東部の14の市町の様々な情報を局員それぞれが独自の視点で取材編集しています。世界文化遺産である富士山や、ユネスコ世界ジオパークの伊豆半島、世界農業遺産の「わさび」など、世界に誇る地域資源に恵まれている東部地域の魅力をお届けします。
局員一人一人の個性あふれる記事にも御注目ください。お楽しみに!

海開きスタート!伊豆半島のきれいなビーチで、海水浴を楽しもう!

 静岡県には、全54か所の海水浴場があり、そのうち約8割にあたる44か所が沼津市を含む伊豆半島地域にあります。
4~5月に行われた水質調査の結果、全ての海水浴場で「適」又は「可」と判定され、伊豆半島地域では、35か所がAA(特に良好な水質)の判定でした。(詳細は、静岡県HP「令和6年度海水浴場水質調査」で検索)

 白砂、玉石、遠浅、磯遊び、波が静かな入り江、富士山の絶景、シュノーケル、海上アスレチックなど、特徴も様々です。最近は、海よりプール派の方も多いと思いますが(そもそも泳がない方も)、今年は海水浴場を訪れてみてはいかがでしょうか?伊豆半島で夏を満喫しましょう♪

※ それぞれの海水浴場のルールを守って、安全に楽しみましょう。

(担当:植松)

7月・8月は水難事故防止強化月間!
ルールを守って、夏を楽しもう!

 昨年の7月、8月の県内の水難事故発生数は、31件で、死者・行方不明
者は6人となりました。これは、47都道府県中ワースト4位です。
 近年の事故の傾向としては、海水浴だけでなく、釣りやサーフィン、
スクーバダイビングなどで発生するケースが増えています。
 海や川は、一見穏やかに見えても突然深くなったり、流れが急になった
りする場所があることを水に入る時には注意する必要があります。 
 また、天候悪化の最中の事故も増えていますので、基本的なルールを
守って夏を楽しみましょう。

(担当:太田)


令和5年度 本県への移住者数は過去最高でした!

 令和5年度の本県への移住者数(※)は2,890人、移住相談件数は14,405件で、いずれも過去最高となりました。
 また、ふるさと回帰支援センターの窓口相談者が選んだ令和5年移住希望地ランキングでは、本県が4年連続で第1位となっています。
※「移住者数」は、県及び市町の移住相談窓口、移住促進施策等を利用して県外から移住した人数。

東部地域の魅力を発信します!
「移住相談会東部地域DAY」が7/28(日)からスタート!

 移住相談会「東部地域DAY」は、東部地域への移住促進を目的として、
令和3年度から継続して実施しています。会場は東京有楽町の静岡県移
住相談センター(ふるさと回帰支援センター内)で、今年度は熱海市・函
南町の7月28日(日)を初日に、全6日開催し、じっくり相談者さんのお
話を伺います。
 市町と連携して、東部地域の魅力を伝えていきます!

(担当:中村勇)

全国初!観光と防災の複合施設
「Terrasse Orange Toi(テラッセ オレンジ トイ)」が松原公園(伊豆市)にオープン!

 伊豆市が松原公園(伊豆市土肥)に建設した津波避難複合施設「テラッセ オレンジ トイ」が、7月12日にオープンしました。
 同施設は、普段はレストランや売店のある観光施設として、災害時は地域の住民や観光客などが避難可能な津波避難タワーとして、「観光」と「防災」の2つの機能を兼ね備えた、全国で初の複合施設です。

<施設概要>
 ● 施設名   松原公園津波避難複合施設
          愛称 Terrase Orange Toi「テラッセ オレンジ トイ」
 ● 所在地   伊豆市土肥2657-6
 ● 構造等   鉄骨造、地上4階建て
 ● 機能等   避難面積約600㎡、収容人数約1,200人
 ● 商業施設 地場産品特売所、テイクアウトカフェ、レストラン
 ● その他   足湯、展望デッキなどあり

■ 完成式典が開催されました!

 伊豆市では、全国で唯一となる津波災害特別警戒区域(オレンジゾーン)が指定されています。伊豆市は、津波から地元住民や観光客を守るため、また、地域の主要産業である観光業を盛り上げるために地元と協議を重ねながら“海と共に生きる”観光防災まちづくりに取り組んできました。
 式典当日はあいにくの雨模様でしたが、多くの関係者の出席のもと、無事にグランドオープンを迎えることができました。

(担当:河村)

福祉施設で初の防災出前講座を実施しました

 沼津市のさわだ・メディカル・クリニック 「通所リハビリテーションべっく」にて、福祉施設では初めてとなる防災出前講座を実施しました。

 巨大地震から命を守るためには、倒壊しない家にすることと家具の
固定が何よりも重要です。昭和56年5月以前の木造住宅にお住まい
の方は無料で耐震診断が受けられること、「耐震シェルター」の設置も
効果的なこと、あらゆる物が凶器となって襲ってくるためなるべく物
を置かないことなど、命を守るために大切なことをお伝えいたしまし
た。すじかい(※)の効果などを実感することができる「紙ぶるる」を
使った実演では驚きの声が上がり、講座の内容には大変満足していた
だきました。
 今後もさまざまな防災出前講座を承りますので、御希望の方はお気
軽に御相談ください。

(担当:植田)

~ 被災者の1日も早い生活再建のために ~
住家被害認定調査研修を行いました


住宅の模型を使用して 基礎に入ったクラックを図っている様子

 災害発生後に「住家被害認定調査」を行う市町職員等のスキルアップのため、住家被害認定調査研修が行われました。住家被害認定調査は、地震・風水害などの災害が発生し、住家が被災してしまった場合、住まいの継続使用が可能かどうか、構造的・経済的視点から被害を判定します。様々な被災者支援を受ける際に必要となる罹災証明書の基礎資料に使われます。
 令和6年能登半島地震の際、当局からも住家被害認定調査のため
に職員の派遣を行いました。
 有事の際には1日でも早く被災者の方々の生活が再建できるよう
今後もスキルアップに努めてまいります。

(担当:野沢)

「伊豆半島沖地震50年企画展」県内各地で開催しました

伊東ビジターセンターでの企画展の様子

 令和6年4月30日から静岡県東部総合庁舎で行った伊豆半島沖地震50年
の企画展を、6月から1か月間、「伊豆半島ジオパーク伊東ビジターセンタージオテラス伊東」で行いました。また、7月8日(月)から静岡県庁本館でも行いました。
 過去の災害を教訓に、皆様が命を守るために備えるきっかけとなれば幸い
です。今後も様々な防災啓発を実施していきます。

(担当:野沢)

まだ間に合う!地域のお仕事発見!小学生職場体験講座 参加者募集中!!

 東部地域局では、地域の企業や事業所と連携し、小学生と保護者を対象とした職場体験講座を開催しています。
東部地域に働き場を持つ約65の企業による多彩な講座が目白押し!
 一部の講座はまだ応募を受け付けていますので、是非、お申込みください!

【開催期間】令和6年7月25日(木)から8月25日(日)まで
【開催場所】静岡県賀茂、東部、中部地域
【対象】小学生(3年生から6年生まで)と保護者 

※詳細は特設HPから御覧ください。
※講座は、定員に達し次第、募集を締め切ります。

(担当:小玉)

パリオリンピック・パラリンピック開幕!
東部地域のゆかりの選手をみんなで応援しよう

6月15日にサントムーン柿田川にて、パリオリンピック日本代表内定選手(自転車競技トラック種目)の壮行会が行われました。11名の日本代表選手が登壇し、会場は満員、イベントもチアリーディングチームによるエールや、選手によるトークショーや質問コーナーで盛り上がりました。
 県東部地域からは自転車競技だけでなく、多くの選手がパリオリンピック・パラリンピックに出場します。地域を代表する選手達の活躍を応援しましょう!!

東部地域ゆかりの選手紹介

(令和6年7月8日時点。内定日順。)

(担当:望月)