Vketで3Dモデルを販売してみて感じたこと #Vketから考えたメタバース #メタバース #Vket
こんにちは
はじめまして
S-Thurkと申します。
今回テーマ「Vketから考えたメタバース」というお題について
自分の考えをまとめておきたいと思います
(日本における意味合いにおいては、基本的にバーチャル空間の一種で
企業やVR(ヴァーチャルリアリティ)を活用し2021年以降、新たに参入
した人間達が集まっている商業的な空間の事が主にそう呼ばれる。
Wikipediaより)
●自己紹介とVketとの出会いまでの流れ
まず、メタバースとVketを記すにあたって
VRを数年単位で遊んできた側という件から
VRを遊び始めたのは2017年の夏からです。
レースや山登り等のVRのゲームを遊んでいたところ、ランキングTOP5に入ってきたVRChatというゲームを遊びはじめました。
当時はかなり珍しい、胸や下半身が描画されるゲームで「身体がある!」と感動したのは今でも覚えています。
今より情報格段に少ない中アバターをUnity経由でアップロードして遊ぶぐらい楽しんでいたのですが、2018年に現れた某赤色の所謂「荒らしプレイヤー」に遭遇後、2020年に知り合いからVR内イベントに誘われるまでの約二年間ソロプレイヤーで過ごしてきました。
この空白の期間の間に日本人界隈が結託してVketを開催したり、アバター販売始めたりと完全に蚊帳の外で大きな出来事があったようですが
それについては体験していないのでわかりません。
VRは情報遮断して殻にこもったまま遊べるような世界でもありますね。
Vketを知ったのは2020年に開催されたVket4でした。この時は見学側で参加しましたが、ワールドに個人の方が作品を展示・販売している事に衝撃を受けました。
ここで初めてVRの為のアバター購入も
VR内で商品を見る→購入するというのはお店に行って小物や服などを買うのと同じ感覚でした。手に入るモノが3Dモデルというデータではあるが、VRを介す事で”そこにある”モノになる。
これは今までのショッピングとは違うなと,Vket自体に興味を持ちました
●Vket出展側になってみて
次に、Vketに出展側に立ってみての感想です。
一般の人でも”企業とコラボするような規模のマーケット”に出展できるという事から、Vket5に出展を決めました。
元々MakerFaireTokyoなど展示型イベントに自作のものを出展していたので、それが仮想世界でも行える!と抵抗感なく受け入れられました。
展示物は過去に自分が現実で創った小型ロボを3Dモデル化したもの
アバター販売をやってみたいという挑戦と、展示した内容で自作のロボットに興味を持ってもらえる人を探そうという目標での参加。
その後のVket6も同じく自作ロボットと似た趣味の人の捜索を主な目標として設定しましたが、共同出展者の方が購入していただいた以外全く売れないという結果に
1つ目の目標は展示してみた,売ってみたという自分の記録に近いとこ
2つ目の目標は、やはり多数の人が来て見てくれるという事で,あったことない人にも「釣り竿ケーブルマウント見た!」など反応してくれる人が増えたりロボットに興味のある人と繋がれたりと効果はありました。
Vketというイベントの集客力と宣伝力の強さを感じた点ですね.
ここで、当たり前なのですが「自分の好きな物のみだと売れないし自己満足の展示だけになる」と気づきました。
先日終了したVket2021では、販売体験をしてみたいと過去2回で学んだ事を踏まえてアバターの販売を目的として挑戦.
アバターを着るという特殊な市場に沿って、初めて人型のアバターの作成。
小物や対応衣装と違って,その品の評価がそのまま表れるのがアバター販売
出展費用3300円分でも良いので売れたらいいなという考えで販売開始しましたが、想像以上に反響があって37名の方にお迎えしていただきました。(2021/12/20時点)
●VR内でモノを売るということ
自作したモノを他の人が使用して、それをVRという遠いけど近くに感じられる場所で見せてもらえる。目の前でそのモノをアレンジしたものを見る。
その感想を直接言葉を通じて受け取れる。これが今後の仮想世界での市場という新しい世界。
顧客と販売者がすぐ側にいる、仮想上の”商業的な空間”
自分の好きな物を多数の人に見てもらう。
それが出来るのも、住んでる地域も関係なく機材があればどこでも参加できるVRという仮想環境ならでは。
これはこれで満足できる人も多いでしょう。
しかし、せっかく見てもらえるなら作ったものを気軽に売り買いできるような市場という波に飛び込んでみるのもありだと思います
●メタバースについて話すには
メタバースについて外から経済に詳しい専門家が述べるというのも大事
しかし、仮想世界は体験しないと伝わらない分野の一つだと感じています。
スキーで雪山滑るのが楽しい!という人
なぜそれが楽しく感じるかを第三者視点で見る人
どっちの意見も大事です
今回、Vketから考えたメタバースという内容について
メタバースを”仮想世界での市場”として捉えるならば、モノを作ってVR内で売り買いした人が経験者になります。
今までの現実世界での売買、ネット注文とはまた違う世界です。
メタバースとは?など論議するならば、仮想市場の経験者である実際にVRで売買を行っている人を入れる必要があると思います。
この視点で見ると、Vketというのは仮想市場のエリアの提供側
各ブースの出展者は販売店です
別なエリアも今後たくさん出てくると思いますが、先人を切ったVketという市場は強いと思います。
今後のメタバースの流れで、Vketは大きな因子として動くと考えられます。
●最後に伝えたいこと
自作のアバターを他人が買ってくれて、着て、改変する
これを見た時の感動は一生残りそうです。
なんと、はじめてのアバターとして選んでくれた人も
今は特に資格も要らなくて、モノを作れるならばどんどん市場に飛び込める時期です。追い風も吹いてます。
しかし、市場が成熟してからは気軽に参加しにくくなるかも
既にアバターにも服と同じで”流行”が作られている現状があります
売れるアバターとその服、似たような特徴
ただし、ここは現実世界ではないので周りに合わせたい人もいれば好きな姿でいてもよい場所。
みなさんもVRの市場で泳いでみませんか?
本当に新しい世界が見つかります。
モノを作れる人は、早めにこの市場にダイブしてみてください。
そして自分たちも一員となって流れを作りませんか?
ここまで読んでくれてありがとうございました
ではまた
2021/12/20 投稿
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