アーライ!~メタラー系ミノラーのサマチャン余興セトリ公開(2018)

毎年8月に開催されていた茅原実里のサマーライブで、メタラーの仲間がたくさんできた。そのうちに同じ宿に泊まるようになり、打ち上げも過激さを増していった。
その中で自分の好きな音楽を紹介する機会も大きく増え、いつしか、「セットリストを作って聴かせ合う」イベントにまで発展した。そこで、2018年のSummer Championに向けてメタラーで作ったセットリストを公開してみる。

条件は
- セットリストは1時間以内
- 1アーティスト1曲
- 複数セトリに同じ曲を使わない
また、Spotifyのセットリストを使用して視聴できるようになっているが、一部楽曲はSpotify未収録であることに注意。

2018年1日目 - 最先端まで加速せよ!

次の僕へ- TRUE
Halloween - Helloween
Man on a Mission - Gamma Ray
Vengeance - Yngwie Malmsteen
Epilogue - Royal Hunt
Line on Fire - Opus Atlantica
Anarchy In The U.K. - Megadeth
IN THE MIRROR - LOUDNESS
White ambitions - 茅原実里 & TRUE
Fullmoon - Sonata Arctica
Swedish Pagans - Sabaton

頭に長尺「Halloween」を入れて、残りをコンパクトなクサメタルで押していく展開。そこからは速くてかっこいい楽曲の連続。メタルが来ると思ったらいきなりお鶴さんなのは結構衝撃だと思うけど、この曲完全にハードロックだからヨシ!
「Man on a Mission」も「Vengeance」も決めフレーズが強烈すぎて酒が進む。「Epilogue」で小休止したと思ったらOpus Atlantica「Line Of Fire」からふたたび爆走。Megadeth、LOUDNESSと流れて、茅原実里「White ambitions」で最高に気持ちよくなって、さらにソナタ!優勝! LOUD PARKで伝説を作った「Swedish Pagans」はまさに締めにふさわしい一曲。

2018年2日目 - クサメロ味の長尺ハードロック

Contact - 茅原実里
Nova Era - Angra
Man With A Mission - Golden Resurrection (Spotify未収録)
Colorado Bulldog - MR.BIG
Save Yourself - McAuley Schenker Group
A Tout le monde - Megadeth
Last Goodbye - Royal Hunt
Achilles Last Stand - Led Zeppelin
Gates of Babylon - Rainbow
How Many Tears - Helloween
The Sonstress Aria - TRUE

テーマは特になかったけど、以下の点が非常に強く出ていると思う。
- 長尺曲をぶち込みつつ丁寧に流す
- 格好良さより切なさ(クサさ)優先
- ルーツであるハードロックに振る

一発目から茅原実里「Contact」~Angra「Nova Era」の超絶つなぎを実現させた。メタラーはイントロから次の曲で優勝する生き物だから。Angra「Carry On」と迷ったが、こっち。MR.BIG「Colorado Bulldog」は実質アニソンだからヨシ!
McAuley Schenker Group「Save yourself」はまさに隠れた名曲。ずっとギターがかっこいい。それに続くのはスラッシュメタルに哀愁のソースをまぶしたMegadeth「A tout le monde」。後ろに続く切なさの流れを先取りしている。
Royal Hunt「Last Goodbye」のフェードインするストリングスイントロが、地獄の後半の始まりを告げる。まさに水と油のZepとRainbowをつなげて哀愁が大爆発する。Hellowen「How Many Tears」は完全に締めのラーメン。このあたりで酒が捗る。
最終曲のTRUE「The Songstress Aria」が、ここまでのいい意味で澱んだ空気を吹き飛ばす想定。この人オペラもできるんだね。いよいよファビオ・リオーネみたいな人だな……。

同じ縛りでセトリ作りに挑戦したガチメタラー、残虐王のセトリも公開してみよう。

2018年1日目 - 女性ボーカル縛り

全部女性ボーカルでキメてきた。半分くらいは当時聴いたことのないアーティストで、なかなか衝撃的だったなあ。一曲目は進撃の巨人OP「紅蓮の弓矢」のメタルカバー!
フィメールボーカルのメタルは日本でも妙な発展を遂げていて、今一番アクチュアルかもしれない。

2018年2日目 - 男性ボーカル縛り

こっちは男性ボーカル縛り。序盤からブラックメタルが突っ込まれて重いが、後半に進むにつれて爽快感が出てくる。一番最後は「We  Are the Champions」、これは大合唱ですよ。

聴けばわかると思うが徹底してメタルだ。メタルレビューサイトで茅原実里が紹介されて聴き始めたのが、みのりん現場の入り口という、まさに激レアさん。

http://mmpk.web.fc2.com/cmr.htm

「Contact」のレビュー。これも是非読んでもらいたい。私たちは孤独じゃないのだ!