魂符「幽明の苦輪」(2テケ)の使い方


・書いた理由


妖夢においてテケテンを使っている妖夢が殆どおらず、半ばロストテクノロジーと化している。そのため、noteにして後世に残そうとりやさんに脅され書くに至った。

・3行でわかる2テケ


読むのが面倒な人向けなのでちゃんと読みたい人は飛ばしてください
・テケテン中はあらゆる打撃が元の硬直差+11
・なので遠2Aや遠AからC燐気が連ガ
・コンボはちゃんとしろ(自戒)

・テケテンについて


2テケを説明する前にテケテンについてを説明していく。そもそもテケテンとは妖夢の半霊系統の技が出なくなる代わりに妖夢が二人に増えるスペカである。分身中は最速キャンセルをしない限りありとあらゆる打撃に追撃の2段目が発生する事で元のガード硬直差に+11Fされる。ちなみに日傘で消える。やめよう!

・2テケについて


発生11発生後11の合計22Fで9〜11Fの3Fに無敵がある。ちゃんとコンボした時のコンボ火力が非常に高く、固めや起き攻めにも使用することができる万能カード。こう書くと強そうだが、固めで発動して有利取れる連携が燐気以外だとホールド2テケと6B>C弦月2テケしかなく、C弦月に結界する相手だと特に何もできなくなってしまうため使いどころが難しい、小足弦月からコンボができないなど小回りの効かなさもある。

・固めについて


とりあえず2テケを発動できないと始まらないので有利連携から見ていこう。有利連携の有利フレームは以下のようになっている
・6B>C弦月2テケ +0〜11(距離次第)
・ホールド2テケ +5
・燐気(全ヒット)2テケ+8※燐気ガード以降結界不可
・燐気(戻り燐気発生)2テケ+4※同じく結界不可
どう見ても燐気が強いのがわかっていただけただろうか?燐気のヒットストップのおかげで2テケ前に抜けられずに固めを継続することができる上に燐気はレバ打から連ガになる。逆に、燐気がない時はホールドくらいしかすることが無いのでその場合はコンボや起き攻めでテケテンすることを考えても良いかもしれない。


ここからは固め中にテケテン全般に使える技を説明していく。
・4A
甘えたチキガバクステHJ狩りや詐欺重ねと用途は多岐に渡るがこれだけを振っても一切試合を動かせないので使うのは最小限で。

・2A
甘えた入れ込みをしている相手の霊力を溶かすのが主な役割。甘えた入れ込みを諦めしゃがみガードしたのを確認したら遠Aや遠2Aで2択を迫ろう。

・遠A、遠2A
メイン択。これらで中下を迫るのがテケテン固めの基本であり最強かもしれない。実は両方ともテケテン中は詐欺重ねができたりする。固めに夢中になって離れすぎてDA振る羽目にならないように前歩きを混ぜつつ固めるのが特に強い。テケテン中はC燐気が連ガなのは覚えておこう。

・DA
固め中に中段をしかけつつ接近し直す技。
あまりに使い勝手が良い上に二段目に最速結界狩りも10キャラ対応している(霊夢 咲夜 アリス 紫 幽々子 萃香 衣玖 蛙 パチェ 早苗)。最速結界狩りに対応していないキャラに対しては振るのが多少リスキーなので前歩きなどでごまかすのが吉。

・DAA
DAでの結界狩りに重宝するが、ここまでガードされたら結界が確定するため諦めよう。2テケなら結界させれば良いみたいなところもあるのでそこまで気にしなくても良いかもしれない。

・燐気
2Aや4AからB燐気が連ガ、他のキャンセル打撃からはC燐気が連ガになる。燐気を大量に投げつけ、削りダメージを取りつつ択をどんどん迫るのもテケテンの固めとしてはあり。特に時間の短い2テケ。無敵技持ってる人相手に完全連ガ連携をするのにも使う。

・流転
1段目をガードさせてもレベル0だと不利(1からは有利)なので読みでの結界狩りに使うくらいで基本は使わない。

・J6A
連ガ連携に使うくらい

・DB
中央で固めた時の運び択や重ねに使う。テケテン中なら密着でも+1取れるため気軽に振っていこう。

・連ガ連携
遠(2)A>C燐気>J6A>遠(2)Aをループさせる固め。気まぐれにレバ打や遠2A>遠(2)Aを入れたりして燐気の場所を散らす。無敵を持ってる相手に使うが、遠Aは正ガされると+8で遠A系統が連ガにならなくなることに注意。主にC弦月>5テケからこの固めに移行する。

・コンボ


テケテンといえばコンボだが、2テケの場合実戦で使うコンボは3つしかない。(できるとは言ってない)なのでその3つのコンボから紹介していく。


・(JA>)AAAA>C弦月2テケ>D4A×8B弦月
基礎の基礎。できないけど。
・(JA>)DA>C弦月2テケ>AAAA>AAA>弦月
A4はA3から最速で出す。高度調整が難しい。
・(JA>)AAA>6A>C弦月2テケ>AAA>C弦月
高度調整が意外と難しい。B弦月でも3k出るので最悪それでも良い。

・割コン


自分と言えばこっちのイメージが強いかもしれないが2テケの場合は妖夢Wikiテケテン考察の先人達のコンボを大体流用している。6B>C弦月2テケ始動のコンボの2テケ以降のルートがそのまま割コンである。なのでWikiのルートを使わない天子用のコンボとそれにまつわる基礎知識のみ紹介していく。


4A>4A×5>4A>AAA>2C〜
このコンボの4A、実は1A>4Aと刻んだ場合と同じヒット音になるように調整をしている。これによるメリットを紹介する。
・1A>4Aと同じコンボが入る
つまり、レミリアのコンボの1A>4A×5は4A>4A×5でもコンボが成立する。これにより天子とレミリアのキャラ限定コンボが同じになる。
・コンボ猶予が伸びたり新しいコンボが入る
先ほどのレミリアの例で行くが、1A>4A×5>D1A>4A×5のループ部分のコンボのD1Aは猶予が0Fである。だが、これを4Aにする事でコンボ猶予が1F伸びる。このようにコンボが繋がったり猶予が伸びたりするのでキャラ限定コンを覚えたい人は是非習得すると良いだろう。
※2023年2/26加筆
いしだえいとさんからの情報により立ち状態の諏訪子に2テケコンボが可能なことが判明しました。ありがとう・・・ありがとう・・・以下動画。

・起き攻め


2テケ起き攻めを20キャラ考えたので以下に動画を貼っていく。もっと良い起き攻めできるならおしえて
起き攻めの基本としては
・2テケの発動時の時間停止で起き上がり方向を見て起き攻めに行く。
・起き攻めで重ねをする際は分身の攻撃のみを重ねて無敵をスカせる詐欺重ねにしつつ大きな有利を取っていく。(分身のみを重ねるとだいたい有利差が通常+20~21Fされる。)
この二つの基本を中心に起き攻めしていくが、起き上がり方向を見なくても両対応できるキャラはその限りではない。以下に同じセットアップで起き攻めが成立するキャラ毎に起き攻めを動画に纏めた。

・萃香、レミリア、アリス、天子


キャラがダウンして小バウンドしたのを見たあたりで4Aで時間消費をして2テケをすることで時間停止で起き上がり方向を見て、見た方向に霊撃に対しての詐欺重ねができる。

・紫、チルノ


キャラがダウンしきったあたりで4A>2テケ。

※2テケの後の妖夢の向きで起き上がり方向を確認して詐欺重ねに行く。

※こちらは時間停止で移動起きかどうかを見る。


・幽々子、空


キャラが完全にダウンしきったあたりで2テケ>4Aを入れ込み、その場起きへの詐欺重ねをしつつ、移動起きならダッシュ4Aや66JA、空の場合はDBを重ねていく。DAでも暴れにフレームで勝てる。

・妖夢、パチュリー、魔理沙、霊夢、諏訪子


キャラが起き上がる直前に6B>2テケ。

※妖夢が起き上がりをする直前に6B2テケをすることでその場起き弦月を6Bで狩りつつ移動起きに詐欺重ねができる。2Aで詐欺重ねをしているのはバクステに2Aが刺さることがあるため。

※パチュリーが起き上がる直前に6B2テケをすることでその場起き昇竜を潰しつつ、移動起きが見えたら最速DBとディレイDBで表裏の2択をする。

※魔理沙はシビア。

※移動起きのモーションが見えたらJ2Aキャンセルをして起き上がり方向を確認する。

・鈴仙、文、衣玖


キャラがダウンしきったタイミングで4A>2テケ。

※少し文から離れてないと移動起きにD4Aを詐欺重ねにできない。シビア。

※2テケ>4Aまで入れ込み。

・咲夜


咲夜がダウンしきったあたりに2テケ>nj。起き上がりを確認してから44JAかその場JAをする。

・早苗


早苗が起き上がるタイミングで2テケ>4Aを入れ込み、移動起きならダッシュして詐欺重ねに向かう。

・美鈴


美鈴が完全にダウンしきったタイミングで6B2テケ。一番シビアかもしれない。

・小町


小町が小バウンドしたタイミングで4A2回>2テケ。


以上で説明を終了する。文章の読みにくさや質問などがあれば作者Twitterまで気軽に来てほしい。




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