猛暑/生後4ヶ月の記録

今年の夏は猛暑だった。

37℃や38℃の日が何週も続き、ただでさえまだ夏を知らない赤ちゃんと出かける時には慎重になるのに、大人でもしんどくなる暑さだった。

それでも家の中だけでは体験できない景色や音や自然の風に触れさせることは大事だと思って、できるだけ毎日お散歩に連れ出すようにしていた。

なるべく陽が高くない時間、過ごし早めの午前中か日が陰ってきた頃を狙って日陰を歩く。

本当はベビーカーで出かけたいのだけれど、猛暑日のベビーカーの中の温度は大人が感じるよりもかなり暑くなってしまうので、ひどく暑い日にはなるべく抱っこ紐を使うようにしていた。

地面の熱気からは解放してあげられるけど、抱っこ紐だと身体がピッタリとくっついているので当たり前に暑い。

息子が暑さでしんどくならないように保冷剤と無印のハンディ扇風機はお散歩時の必須アイテムだった。
頭の後ろを冷やしてあげたり、ハンディ扇風機や保冷剤で少しでも涼しくしてあげられるように常に気を配った。

お散歩に出る前、息子にはしっかり念入りに日焼け止めを塗るが、しばしば自分に塗り忘れて今年の夏は久しぶりに分かりやすく日焼けを実感した。

肌が黒くなるほど夏に外に出たのなんて何年ぶりだろう?
顔にシミができるのは心配だしすごく嫌だけど、元々美意識高いわけでもないから多少黒くなるのはそこまで気にしない。

息子とのお散歩はいい気分転換になるし、自分の運動にもなるからとてもいい日課になってると思う。!

とはいえ、今日もお散歩行かなきゃ、今日は何時に行くのがいいだろう、どこに行こうって毎日考えたり、必ずしも予定どうりにいかない息子のお昼寝や授乳のタイミングを考慮しながら動くのは正直大変だけど、これが少しでも息子の成長を促すことに役立ってくれてたらいいなと思うし、きっと少しは役立ってくれるはずだと信じているから頑張れる。

その効果の検証結果なんて分かる日はいつまで経っても来ないけど、こうやって一緒にお出かけした日々が一瞬だけでも息子の記憶に残っていて、一緒に過ごしたこの日々を楽しかったねって、いつか言ってくれたらそれだけでなんか全部報われる気もする。


成長のアレコレ

3ヶ月で寝返りを打つようになり、4ヶ月に入ってからも息子はぐんぐんと成長していった。

ついこの前まで首もぐらぐらで、うつ伏せにしても頭をカクンカクンと床に打ち付けていたくらい不安定だったのに、今ではもう肘をつくことなく腕をピンと伸ばした状態で上半身を支えることができている。

それからミルクを飲む時には哺乳瓶に小さなおててを添えて、まだ上手とは言えないものの寝転がりながら自分で持って飲つことができる。

こうやって、自分でできることが少しずつ増えていくんだろうな。

今はつきっきりで毎日大変!!お願いだから早く自立して!!と思うこともあるけど、この子の人生にこれほどまで寄り添える時期って本当にあっという間なんだなと実感する。

今100%の状態から、これから一人で自由自在に移動できるようになり、歩くようになり、お友達を作り、学校へ行き、社会に出て、誰かと結婚するかもしれない。

98%…85%…50%…ってどんどん親が介入できる時間が減っていって、いつか家を出てしまったら毎日会うこともなくなってしまう。

そう思うと、このたったの数ヶ月、この子との時間を100%共有できる期間は本当に貴重だ。

そういう気持ちを忘れずに、噛み締めながら育児していきたいな。

まぁ全然そんな余裕なくなる時もしょっちゅうあるけど!

私だって母親である前に人間だからね、仕方ないよね。

そうやっていろんな気持ちを持って葛藤しながら私自身も成長していくんだ。

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