睡眠退行/生後7か月の記録

生後7か月。

11月に入ったのに上着がいらないくらい暖かい。

7か月の息子の成長は

つかまり立ち

おててを繋いで&手押し車で歩く

伝い歩き

おやつ(ハイハイン)デビュー🍪

上の歯も生えてきた🦷

そして、以前の記事で触れたとおり6ヶ月あたりから息子の睡眠状態があまり芳しくなく、夜の寝かしつけにとても苦戦していた。

それは7か月に入ってもなお状況は変わらないままで、細切れ睡眠の生活が1か月以上続いていた。

寝返りすることで起きて泣いてしまうため、どうにか寝返りをさせないようにと毎日毎晩試行錯誤した。

基本は仰向けで入眠してもらえるように両手を抑えたまま(強く抑えるのではなく、寝返りを打たない程度に)寝付くのをじっと待つ。

なるべく早く、深く入眠してもらえるようにスマートフォンでオルゴール音や胎内音をかけ続けた。

やっと寝てくれた!と思って部屋を出て、ベビーモニターを見るともう寝返りを打っていて振り出しに戻る。

そして寝ついてくれても、朝が来る前、4時頃になると泣いて起きてしまうことが多かった。

今日は何時に寝てくれるのか、そして寝た後は何時に泣き出すのか、毎日祈るような気持ちで寝かしつけをしていた。

睡眠不足で気持ち的な余裕がなくなってきた頃から、少しでも身体を休めるため23時の授乳は母乳をスキップし、旦那さんのミルクだけにして私は先に寝ることにした。

少し前までは寝かしつけ後から23時の授乳までは自由に自分のために時間を使えるゴールデンタイムだったが、もうそんな時間はない。

寝かしつけをした後に離乳食の作り置きを作ったら、ひと息つく暇もなくすぐに就寝時間になってしまう。

テレビを見ながらだらだらとスマホを見ている時間もない。

ちなみに、寝返りをさせないためにいくつかアイテムも試した。

3coinsの寝返り防止クッションはクッションが柔すぎてなんの役に立たなかった。

メルカリで買ったsnooozeという寝返り防止ベルトは、3coinsのクッションよりは強制力はあるものの、我が子の力が上回り突破されてしまった。

装着したまま寝返りで突破されてしまうとベルトが身体を締め付ける状態になって危険なため、3日目くらいですぐに使うのをやめて売却した。

その後はうちにあった比較的大きめのぬいぐるみを脇の下に挟む形でおいておいたりして、意外にもこれは割と効果があったが、やはり赤ちゃんの成長スピードは凄まじく、しばらくすると役に立たなくなった。

あの手この手を使って希望を見出してもすぐに突破されてしまう。

このままではダメだ。何か根本的な改革が必要だ。
そう思った。

この子が寝返りを打ちたいなら打たせてあげた方がいいのかもしれない。
寝返り返りができなくて泣いてしまうけれど、それでも見守ってあげられる環境にしたい。

そのためにはベビーベッドではダメ。

ベッドの柵につかまり立ちをするため、落下の危険がある。

ということでベビーベッドを卒業することにした。

そして新たに、ベビーサークルの中にべビーベッドで使用していたマットレスを敷いて寝床を作った。

自由に寝返りを打つことができ、危険を排除できるという条件が揃った完璧な環境だった。

ただ、正直これが正解かわからない。わからないけど、やってみるしかなかった。

そして、その夜。

息子は自由に寝返り打ちながら、夜20時から朝6時まで寝てくれた。

もう本当にその日の朝は大げさではなく、世界が輝いて見えた。

窓の外から見える空が青くてキラキラしていた。

しっかり途切れのない睡眠を取ることができると、世界はこんなに明るく見えるのか。


ということで、ひとまずこの時期の寝返りによる息子の睡眠退行問題は無事に幕を閉じた。

もちろん今も泣いて起きてしまうことやなかなか寝付かないこともあるけれど、毎日ずっと継続してそういう状態なわけではないから本当に気持ちが楽だ。

息子、たくさん寝てくれてありがとう。

自由に寝返りさせてあげることが君にとって嬉しいことだと気付くのが遅くなってしまって本当にごめん。

気持ちよく上手に眠れる環境に、もっと早くしてあげられればよかったね。

まだ言葉で伝えることができない息子の気持ちをしっかりくみ取って、その都度最善の選択や判断をしていけたらいいなと思った出来事だった。

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