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科目紹介① S-Basic篇【東京キャンパス・前期】

※3/19 22:30 時間割公開につき再編の上公開しました

ここでは東京キャンパスの科目を紹介していきます。第1回目はS-Basic科目です。
ちなみに情報リテラシー・表現技法Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅰ"以外"の授業はすべて8週授業です。シラバスに「8前」と書いてある場合には1週目〜8週目に授業があり、「8後」と書いてある場合には9〜16週目に授業があります。なので16週目はS-Basicの授業だけのために来ることになります(テストの授業が多いので残念ながら休めません…)。
また、【遠隔】とあるものは遠隔授業です。詳しいことはまだわからないので分かり次第追記させていただきます。


情報リテラシー[1年必修]-教員複数

名前の通りパソコンを使う授業です。入学前に行ったアンケートを元に自動的にクラスが割り振られます。前期はリテラシーについて学んだ後、PowerPointとWordについて学習します。どちらも基本から教えてくれるので高校の授業内容を忘れていても一安心です。

高校と大きく異なる点は『授業中に2人のSAが巡回する』点です。SAとは “Student Assistant” の略で、授業補助をしてくれる先輩のことです。授業中に分からなくなったとき、SAに質問すればすぐに解決しますね!

余談ですが、夏休みと春休みにはMOS(Microsoft Office Specialist)というMicrosoft社公認の検定を受けることができます。これについて詳しくは後日別記事で紹介します。

課題について
いくつかのクラスに分かれるので、担当する先生によって異なると思いますが、私のクラスはそこそこ課題がありました。と言っても授業内で時間を取ってくれるのでその時間で終わらせることが可能です。終わらなかったりした場合、課題になるといった感じでした。

テストについて
すべて実技テストです。PowerPointは全員の前で90秒程度のプレゼン(6月)、Wordは先生作成のテスト(7月)です。上級クラスでもそこまで難易度は高くないです。

その他情報
テキスト購入→あり、FOM出版『情報リテラシー』¥1,980
ルーズリーフ→不要
授業資料配布→なし、ただし授業動画が公開される

【昨年度の教員】
・石川恵理子 先生…経営A・経営B・経営C・観光A・人間A・人間Bクラス
・松本英美 先生…経営D・観光B・人間C・人間Dクラス
・杉原亨 先生…経営E・経営F・観光C・観光Dクラス
・深澤進 先生…経営G・歴史B・歴史Cクラス
・加藤徹郎 先生…表現A・表現B・表現C・表現D・歴史Aクラス

表現技法Ⅰ[1年必修]-教員複数

簡単に言うと国語(高校で言う現代文の授業)です。この科目は完全ランダムでクラス分けがされます。

私のクラスの場合授業内容は、
①冒頭に漢検のサイトから出題される漢字テストを解答
②配布される問題(現代文のテスト)をみんなで解答
③グループで話し合って②の問題の文章の要約文を作成する
といった感じでした(クラスによっては漢字テストがないクラスもあったらしいです)。

課題について
課題はありません。強いて言うなら授業前に漢字テストの勉強が必要なくらいでしょうか。

テストについて
論述演習という名のテスト2回と最終試験という名のテスト1回の計3回あります。テストと言っても日頃の授業内容とほぼ同じ(すべて自分で考える必要がある点だけ異なる)です。最終試験の場合はそれにプラスして漢字テストがあります。

その他情報
テキスト購入→クラスによって異なる(私のクラスでは不要でした)
ルーズリーフ→クラスによって異なる(私のクラスでは不要でした)
授業資料配布→クラスによって異なる(私のクラスでは配布されました)

【昨年度の教員】
・植田理子 先生…経営A・経営B・経営Cクラス
・神山英子 先生…経営D・観光Aクラス
・渡辺倫弥 先生…経営E・観光B・観光Cクラス
・竹本理美 先生…歴史A・歴史B・表現3クラス
・岡本準子 先生…表現1クラス
・白寄まゆみ 先生…表現2・人間Aクラス
・小原佳那子 先生…人間B・人間Cクラス

コミュニケーション英語Ⅰ[1年必修]-教員複数

高校にも全く同じ授業があったかと思います。入学前に受けたアチーブメントテストの結果を元にクラス分けされ、そのクラスで授業が進みます(クラスのレベルによって教科書や評価基準が異なっています)。

課題について
◇私のクラスの先生は今年度(2023年度)いっぱいで退職なされたのであくまでも参考程度に…◇
課題という課題は特にありませんでした。強いて言うなら後述するユニットテストや実技テストの勉強時間が必要なくらいでしょうか。

テストについて
ユニットテストと実技テストがありました。実技テストは私のクラスの先生オリジナルの内容だったらしくこれは省略します。
ユニットテストは5分間で行われ、小テストのようなものです。2~3回に一度のペースで行われます。

その他情報
テキスト購入→あり(クラスによって異なる)
ルーズリーフ→クラスによって異なる(私のクラスでは不要でした)
授業資料配布→クラスによって異なる(私のクラスでは配布されました)

【昨年度の教員】
Jonathan Hammond 先生…経営A・観光A・表現A・歴史Aクラス
・甲田直喜 先生…経営B・人間B・人間Cクラス
・岩崎ゆり子 先生…経営C・経営D・観光Bクラス
・谷口幸夫 先生…経営E・経営G・観光Cクラス
・大村智一 先生…経営F・人間A・人間Dクラス
・今村有里 先生…観光D・歴史B・歴史Cクラス
・竹原文代 先生…表現B・表現C・表現Dクラス

利他共生[1年必修]-名和清隆/藤森雄介

大学について学ぶ授業です。例えば学祖(設立者)のことであったり宗教との関わりであったりといったことを学びます。

課題について
昨年度は課題が5つありました
①提示されたネットニュースを読んだ感想
②自分自身の将来についてのいくつかの質問
③学祖についての動画を視聴した感想
④授業内で説明した内容についてのいくつかの質問
⑤期末レポート‐共生について
基本的にWordで作成するよう求められます(④のみGoogleFormでした)。①は400字以上、②③は文字制限なし、⑤は2000字以上でした。個人的にはそこまで難しくなかったです。

テストについて
この科目はテストはありません。

その他情報
テキスト購入→なし
授業資料配布→場合による、配布されるときもあり
ルーズリーフ→必要、授業資料が配布されれば不要なときもある

【昨年度の教員】
・名和清隆 先生…経営・観光クラス
・藤森雄介 先生…表現・歴史・人間クラス

自己管理と社会規範[1年必修]-保田幸子

私も履修前はどんな授業か想像がつかなかったのですが、小中学校で習った道徳のような授業です。

この先生は「騒いだり他人に迷惑がかからなければなんでもしていい」と言ってくれるタイプの先生なので私たち学生にとっては非常にありがたいです。なので寝ている人、PCでレポートを書いている人など様々です。そのうえ、授業を60分程度で終わらせてくれます。
こんなことを書いていますが、実際は東京工業大学でも授業を担当している素晴らしい先生です。

課題について
Googleformで毎授業後に配布されます。質問は2問程度なのですぐ終わらせることができます。

テストについて
この科目はテストはありません。

その他情報
テキスト購入→なし
ルーズリーフ→人による(ぶっちゃけ不要)
授業資料配布→あり、Classroomで授業前に公開

【昨年度の教員】
吉川浩満 先生…全クラス

【遠隔】人間心理と人間行動-田中元気

心理に関しての授業です。小中高の保健の授業の内容どころかかなり専門的な内容まで学習します。
1つ前の授業(自己管理と社会規範)とは大きく異なり、ちょっとした話し声が聞こえただけで授業が止まるので非常に面倒です(学生がエアコンを弱めてと要望したのにも関わらず、寒いなら前の席に来いと叱責されたケースもあります)。評価もほかの授業と比べて厳しめなのであまりお勧めはできません。
おすすめ度→★★☆☆☆ 上記の通りです
  楽単度→★★☆☆☆ 私の場合、1年前期で唯一B判定の科目でした

課題
毎回授業終わりにリアクションペーパーを書きます。また、期末レポートの提出を求められます。このレポートは各授業の内容を500字程度でまとめた上、その後に自分の考えを書くというものです。文字制限は合計5000字以上だったと記憶しています。

テスト
小テスト形式で全3回行われます。実施回の授業の最後に10分ほどの時間を取り、一問一答方式の問題が10問出されます。テスト範囲の重要単語を頭に入れておけば8割前後は取れるような難易度でした。

その他情報
テキスト購入→なし
ルーズリーフ→人による(レジュメにメモできる)
授業資料配布→あり、授業時にレジュメ配布・授業前にClassroomでも公開

【昨年度の教員】
・田中元気 先生…全クラス

【遠隔】国際社会と国際問題-亀山友理子

授業名の通り国際問題に関しての授業です。例えば戦争についてだったり貧困について学習します。
この授業の大きな特徴は授業資料が配布されない代わりにスクリーンをスマホで撮影することが許可されています。

授業難易度的にはそこまで難しくない(高校の政治経済や現代社会で扱う内容に時事問題を加えた程度)ですが、昨年度は月曜5限に行われたため結構大変でした。ただ、社会科が得意なら取ってみることをおすすめします。

ちなみにこの先生は早稲田と慶應で教鞭を取っている先生です(なぜこんなFランで教えてくれているのでしょうか…)。そして、受講生によってこの授業の評価は結構分かれます(私は結構好きでした)。

おすすめ度→★★★★☆ 私は先生に好かれていました(授業的な意味で)
  楽単度→★★★☆☆ 人によっては(私もですが)テストが大変ですが、
            評価は比較的緩いです

課題
授業後にレスポンスシートというGoogleformが提示されます。「○○に関してどう思いますか?」「○○という課題を解決するためにあなたは何ができますか」というような内容です。内容によっては難しいものもありますが、10分少々で終わることがほとんどです。

テスト
全2回行われます。「絶対的貧困と相対的貧困について説明しなさい」「国連安全保障理事会についてどう考えますか」といった記述問題形式で行われるため、一夜漬けでは厳しいと思います。それでも高校のテストよりかはやや簡単な難易度です。

その他情報
テキスト購入→なし
ルーズリーフ→不要
授業資料配布→なし

【昨年度の教員】
・亀山友理子 先生…全クラス

チームワークとリーダーシップ[1年必修]-教員多数

この科目は経営学部と人文学部で大きく性質が異なります。経営学部の場合は前期に行われ、SLDP(プロジェクト実践Ⅰ)の授業内容を補完するものとして行われます。一方、人文学部の場合は後期に行われ、経営学部科目であるSLDPのような授業として行われます。
ここでは経営学部の授業について書いていきます。

課題
毎授業後にGoogleformの課題が掲出されます。

テスト
最終授業の1つ前のコマで筆記試験が行われます。

その他情報
テキスト購入→なし
ルーズリーフ→必要
授業資料配布→場合によってあり

【昨年度の教員】
木村裕美 先生…(前期)経営クラス・(前期)観光クラス
吉森丹衣子 先生…(後期)人文学部クラス
武内智弥 先生…(後期)人文学部クラス
田中元気 先生…(後期)人文学部クラス

【遠隔】法律社会と法律問題-鶴恒介

私がこの授業を履修していないため省略させていただきます。
【昨年度の教員】
小宮司 先生…全クラス

【人文学部のみ遠隔】情報社会とデータサイエンス-教員複数

私がこの授業を履修していないため省略させていただきます。
【昨年度の教員】
駒﨑久明 先生&雨宮 寛二 先生&齊藤鉄也 先生…経営クラス・観光クラス
加藤徹郎 先生…歴史&表現クラス・人間クラス

【遠隔】健康管理と身体活動-中西一弘

私がこの授業を履修していないため省略させていただきます。
【昨年度の教員】
中西一弘 先生…全クラス

【遠隔】世界動向と安全保障-石井雅浩

私がこの授業を履修していないため省略させていただきます。
【昨年度の教員】
石井雅浩 先生…全クラス

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