3月31日 くもり

しおりん

とても久しぶりのお手紙になってしまいました。書こう、書こう、と思いつつ、うまい言葉が見つからなくてあっという間に3月の最後になってしまってびっくりしています。

前回しおりんが言っていたけれど、私も最近言葉に対する接し方が少し変わってきた気がします。今までだったら何も思わなかったのについ敏感になってしまうことが増えてしまって、どんな言葉を発しても、どこかで傷つく人がいる、というのに気づいた感じです。

もちろん、それを恐れていては伝わるものすら伝わらないのかもしれないけれど、そういう時に、しおりんのいう、「伝われ!」という気持ちだけが伝わる、というのはとてもいい感覚だなぁと思っています。

さて、なんだかすごい世の中になってきたけど、東京の生活は大丈夫ですか?今回のことで今まで以上に生きる意味について、考えることが増えた気がします。

つい先週まで、生きる意味なんてもうない、明日が来なければいい、なんて思っていたのに、いざ目の前に"死"が現れるとあぁ、やっぱり死にたくないなぁ、なんて行ったり来たりして、でもそれが生きてるってことかなとも思います。

そんなわけで、昨日は悲しみに暮れてたのだけど、会ったこともないのに、元気を与えられる、という存在にやっぱり憧れるなぁと思った出来事でもありました。

明日はエイプリルフールだね。本来のエイプリルフールは嘘をつく、ことだけど、最近日本の災厄・凶事などを嘘とする、鷽替えの文化を知って、今起こってることが全部嘘だったらいいのにな、って思っています。

今日も朗らかな一日を過ごせますように。




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