登録販売者の試験を受けた話
みなさんご存知です?登録販売者なる職業が世の中にはございまして。
端的に言うとお薬を売るために必要な資格です。
お薬を売るために必要な資格といえば「薬剤師」さん。しかし薬剤師さんを近所のドラッグストア全てで雇ったり、薬局の中の仕事全てを薬剤師さんに頼むのもとても大変なのでその役割の一部をやるための職業、それが「登録販売者」さんなのです。
まず僕はお薬販売とは無縁の全然関係のない職業に就いています。
そんな僕が何故試験を受けたか、
確か去年の夏頃だったか、知人がそんな資格を取るんだ〜と言っていて何となく興味をもち一緒に受けることに。
その段階では薬剤師との違い、そもそも薬剤師の業務内容や、やれることなど何も知らなかったし、登録販売者の存在すら知らなかった。
気軽に僕も受けてみようかなあなんて言ってみたものの資格試験を自ら受けようとしたのなんて初めてで軽いノリでした。
願書代などもろもろ含めて(確か)18,000円ちょいだったかな?気軽に受ける金額ではありませんでした。
その金額にかなりやる気を削がれて、別に受けなくてもいいかなあ〜なんてのほほんと思っていたら、前述の知人から応募用の紙を渡され本当に受けることに…
やるからには気合い入れてやるか〜〜〜
そうして勉強が始まりました。
登録販売者の資格試験は薬の成分の効能やら法令やら漢方成分やらととにかく覚えることが多い。
通常この試験はドラッグストアや薬局で働いてる人が受けるので、受験者の多くはある程度ふんわりとでも知識がある人達が多いのです。ゼロからのスタート。
ワクワクするぜグヘヘ。
気分は逆境の主人公でした。
本当にゼロからのスタートなので新しい知識がどんどん身につき勉強は楽しかったです。
学生時代ここまで頑張って勉強できたらもっと成績よかったな〜などと思います。はい。
余計な話はここまでにして、登録販売者に興味を持っている方、持たれた方の為に説明すると
登録販売者試験とは全120問で5部構成。全体で7割、各部で4割程度得点していると合格といった合格基準となっています。
試験は午前午後で分かれて2時間ずつとかだったかな?これが意外と長くて辛かった…
合格率は40%前後くらいで受けた感じでは毎日コツコツ勉強して過去問ばっちり、解説を理解していけばいけるかなといった感じ。
勉強法について
まずは問題集の選定。資格試験とか学校の勉強の参考書とかたくさんあって何を選んだら良いのか?と悩んだことがあるかと思います。
僕はいつもさーっと読んでみて解説が分かりやすいかどうかで選んでます。
解説が付いているものが前提で、その解説の中に専門用語がどれくらい使われているか、その専門用語の注釈があるかなどが大事かなと思います。
ここで自分に合わないものを選ぶとさらにもう1冊内容が簡単なもの(要点まとめが多いもの)を買うことになります。僕は登録販売者試験に関して参考書選びを失敗したため2冊買いました。(テヘヘ)
勉強するにあたりひたすら机に向かって勉強するのは大変です。社会人になってからの勉強はなおさらキツい。
しかし、情報社会。ググればなんでも出てきます。
登録販売者に限らずとりあえず過去問をネットで検索すること(解説付きだとなお良しです)、あとはYouTubeでも検索しました。
YouTubeの良いところはやる気が湧かないときにひたすら聴いたり、移動中や寝る前とかの時間も勉強にあてることができることです。
11月末試験本番で8月末から開始して、確か90点くらい取って合格となりました。
とにかく過去問&解説読み込み。
資格試験において、範囲全てを100としたら101は出てこないのです。
受験者全員が知ることができない問題は絶対に出ないので、勉強するにあたって過去問で何点取れるかよりも全体から見た理解度がどれくらいかを控えめに見積もること。今どれくらい頑張るべきなのか、どこの範囲を勉強すべきなのか、これを冷静に見極めることが肝要であると思います。
試験本番が近づくにつれてプレッシャーとの戦いがはじまります。
試験本番までは誰よりもできないと思い、当日は自分が1番だ!!と思い込むことで実力を発揮するぞ!というメンタルコントロールのほうがかえって大事かもしれません。笑
といった感じでとりあえずnote書いてみました。
文章書くのって難しいですなあ〜。
こちらの参考書はむちゃくちゃ詳しかったです。しかし5部の構成ごとじゃなく関連毎にページが進むので範囲毎の進捗がつかみにくいところはありました。
そしてこちらは要点まとめてくれてて覚えるコツとか語呂合わせとかが多かったやつです。Instagramのアカウントもあって定期的に為になる投稿してくれてます。
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