東北研修旅行より~あらすじ~
先日、大学で三泊四日の研修旅行に行ってきました。
場所は東北。
写真や口頭では備忘録に遺せない気がして、戯曲に遺そうと思いました。
三月中にかけたらいいなあ。
~あらすじ~
○お月様に照らされるもの
(平泉 アイリス悠→ファミマ)
話したい女と、聞いて欲しい女。
月明かりに照らされている間だけ心が通い合う。
○座る男女と立つ女たち
(長町駅→仙台)
同じストーリーが別々の視点で描かれる
座る男女
・おはぎの美味しさ、こだわりを語り合う
・席が空いてるのに、知らない人や一緒に座れないという理由だけで座らないなんてくだらない。
・自分が一番正しい。見下している。
立つ女たち
・立つ女①
・おはぎの話が聞こえない。(興味無い)
・次の駅だからわざわざ狭いところにいるよりかは立ってていいかなって立ってる。
・何か言われても何も思わない。無関心。
・立つ女②
・おはぎの話が得体の知れない未確認食物の話に聞こえる。気持ち悪い。
・自分の生霊が空いてる席に座っている。だから座れない。
・見下されて悔しい。立ちたくて立っている訳では無い。「次の駅だからわざわざ狭いところにいるよりかは立ってていいかなって立ってる。」と思い込もうとする。
生霊「おーい」
「おーーい」
「ここにいるよー」
「口に出さないとわからないよ?」
○『お前が欲しい』(万華鏡博物館)
網膜に焼き付くメリーゴーランドと万華鏡。
オルゴールのハンドルを回し続けるニンゲン。
その万華鏡は人の網膜に焼き付いた虚像を映すものだった。
《物語の主軸》
○沈黙(移動中や食後など)
スマホをいじる学生たち。
Twitter、インスタ、パズル、オセロ
見つめるわたし。
話しかける生霊。
届かないあったかもしれない会話たち。
視線・点
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