親に怒られそうな夢がいい

小学1年生の頃、何となく閃いて母に言いました。

"僕、大人になったらみんなに夢を与えられる人になりたいな〜"

"だから自分に子供ができたら、夢男って名前にする!"

すると母は何故か怒った口調で

"そんなのだめよ!人の役に立つ人になりなさい!!"

私からすると

夢を与えるのも、人の役に立つことだと思っていたので、ぽか〜んとしてしまいました。

実はこの時私の心にはある思い込みが生まれ、私の人生を蝕んでいく事になるのですが、母も私もそんな事は全く想像もしていませんでした。

人は体験を通して様々な思い込みを作り、その思い込みをもとに考えて行動します。

その思い込み自体に良い、悪いはありません。

ただ、

何となくうまくいかない

と、感じる時 

無自覚に持っている思い込みが、
悪い方向に作用している可能性が高いです。

冒頭のやり取りを始め折に触れて母から

人の役に立つ人になりなさい。

何度も言われてきた私は
自分でも無自覚に人の役に立とうと頑張っていました。

もちろん
人の役に立つことはいいことだし、
感謝されると自分も気分がいい。

その思い込みの何がわるいの??と

あなたは思うかもしれません。

私も友人には恵まれている人生です。

では、私にとって

人の役に立たなければいけない

と言う思い込みの何がいけないのか?

人の役に立つと言っても人のによってイメージするやり方は違うと思います。

私にとって

人の役に立つ

と言うのは

自分の事は後廻しにして、
周りの期待に応える

と言い意味を持っていました。

自分もテスト勉強しなきゃいけないのに

友人に英文の和訳を1時間近く教えたり

受験勉強してるのに
行きたくもない合コンの幹事をしたり

まあ、人の役に立つと言ってもその程度ですが…

その結果、
周りは美味しい思いをして自分は損をする。

でも、人に頼まれるとまた同じことをやってしまう。

そんなことの繰り返しでした。

それに気付いたのは冒頭の出来事から30年以上経ってから。

恐る恐る、人の役に立とうと頑張るのを少しずつやめてみて分かったことは

めちゃくちゃ、楽じゃん!!

ってことと

役に立とうと頑張らない方が好かれるじゃん!!

の2つでした。

今は

人の役に立つ人

から

自分が楽に楽しく生きた結果、
周りの人にいい影響を与える人

になる為、

日々小さなことから変えています。

小学1年生の時、
母に怒られた夢を30年たってかなえつつあります。

30年前の私に伝えたいこと

夢は親に怒られるくらいが丁度いいんだよ👍