祈りとともに。
胚移植終わりました。
昨日は沖縄を台風が通過していて。
天気予報上は大丈夫という話だけど、じっさいどうなるのやらとヒヤヒヤしていた昨日夜でしたが。
朝起きたら晴れやかな青空が広がっててほっと一安心でした。
病院の予約時刻は11:30だったのですが、「受付は少し早いほうが良いよね」という、母親の配慮により11:00に病院に到着。
看護師さんは「少し早めにいらしてくれて助かりました」とのこと。
来院時刻が11:30とあったのだけど、胚移植の施術開始が11:30の予定だったらしい……母親の配慮に感謝でした。
11:10頃に病室に通されて、待機。
案内してくださった看護師さんが、「温かいお茶淹れたので飲んでくださいねー」と置いてくださった紙コップには、「うまくいきますように」のメッセージがあって、泣きそうになっちゃいました。
(このページのトップの写真は、そんな看護師さんからいただいたカップの写真です)
これは、病院の配慮というよりは看護師さんの配慮な気がする。どちらにしても、心遣いがとても嬉しかったです。
お茶の水色はルビー色。ローズヒップベースのブレンドハーブティーだったのか、カップ近づけるとりんごのようなほのかなフルーツの香りにほっとしつつ。
お茶を飲んだ頃合いで、案内されて控室でしばし待機。
そして、呼び出しを受けて施術室へ通されました。
施術室は、培養士さんを始めとした担当者さんが3名いらっしゃって、卵の状態と、胚移植の方法について丁寧に説明してもらいました。
・卵の状態は良好であること
・アシステッドハッチング(人工孵化法)を行っていること
(胚移植を行う際に着床率を高くするため、透明帯という受精卵を囲む膜を部分切開する方法)
・エンブリオグルー(胚移植用培養液)を用いて胚移植を行うこと
(エンブリオグルーは、ヒアルロン酸を含んだ胚移植専用の培養液です)
そして、私の内膜は、10mm。
1年半前の人工授精で妊娠した時はこれくらいの内膜の厚さだったそうなので、環境としても良好だと思われます。
施術後、病室に帰る前に、移植した卵の写真をいただきました。
「ほら、ここに光ってるこれが、卵。子宮の、一番いい位置に置いたからね」
実際の施術は10分〜15分程度だったと思われます。
最初に病室に案内されて、会計が終わるまでのトータル時間が1時間程度だったので、胚移植自体は本当に短いんだなと思いました。
……ただ、採卵も、胚移植も、何人もの人の手を借りながらやっとの作業。
そりゃあお金も高いよね。
そして、通常の妊娠はこれを人の体の中で全部行っているんだと思うと、生命の誕生って本当にすごいことしてるんだなとしみじみしてました。
そんなわけで、無事に胚移植が済んだので、今お腹には卵がいます。
今の私ができることは、処方された薬をしっかり飲み、水分をたくさんとってできるだけ負荷のかからない生活をすることのみです。
それ以外は、お腹にいるうちの卵の生命力にかけるしかない。
縁がつながることを信じてるよ。
私ができることは精一杯するよ。
だから、あなたは、あなたのできることを頑張ってね。
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