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ちょっと涼しくなった


昨日、涼しかったので長袖を解禁した。
袖口を握りしめていると落ち着くから、長袖が好き。長袖を着られる季節が好き。秋冬春、最高。


こどもの頃、握りしめていると落ち着くから という理由で小さな恐竜の人形を持ち歩いていた。
小学生の頃はランドセルの肩紐、中学生の頃は制服のスカートを握りしめていた。スカートの両サイドはしわくちゃになった。
高校生の頃は、下駄箱とロッカーの鍵にペンギンのストラップを付けて握りしめていた。ペンギンは痩せた。

6月頃から茹だるような暑さだったこの夏は、短距離でも歩くのがしんどかったし、暑すぎて気が滅入ってしまって、夏の景色をあまり見られなかった気がする。入道雲、見たっけ?ってくらい記憶が無い。

それでも、そんな私の事なんてお構いなしに季節は流れるから、気が付けば8月もあと数日で、noteの更新はサボっているし、Instagramの更新もサボりまくっているし、Twitterも別にマメに更新してはいない。

こういった、SNSの類をマメに更新出来る人は本当に偉いなと思う。仕事でもなんでも、とにかくマメな人は偉いと思う。

マメじゃない人が偉くないんじゃないけど、マメな人は偉いと思う。
自分にないものだから、そう思うのかな。

数年前の初夏、飛んでる写真。

友人が体調を崩した。
彼女は音楽がすきで、体調を崩して寝込んでいるとき、おすすめの音楽を教えて とInstagramのストーリーに書いていた。

その日の夜に、彼女が好きそうな、そして無心で聴けそうなプレイリストを作って送っておいた。
気が付いたら25曲も選んでいて、1時間47分の長い長いプレイリストになっていたけど、まぁいいだろう。彼女のことだから、きっと全曲聴くだろう。

最近、親しい人に彼女を紹介したら「ふたりは友達?」と訊かれた。
わたしたちはふたりして「…? わかんないです」と答えた。わかんないってなんやねん ってたぶん思われている。そして、そのときのわたしたちは間抜けな顔をしていたと思う。


元々は先輩と後輩で、友達と呼ぶ間柄ではない。
だけど、在学中から敬語も使わないし、先輩呼びもしないし、学校を卒業してもそのままの関係性で、気が付いたらお酒が飲める年齢になっていた。

別に、わたしたちって友達だよね?なんて確認をしたことはないし、仲良しだよね?なんて確認をしたこともない、しようと思ったことがない。

それはもう友達じゃんね。


数年前の夏の終わり、しらすコロッケ。


「ふたりは友達?」と訊かれたとき、
「…? トモダチ…?」ってなったのは、

友達かどうかなんて考えもしないくらい、ずっと一緒にいるからかな と思った。でも友達と呼ぶのもちょっと勿体ないような気もする。かといって親友とはまた違う気がするし。

友人が体調を崩した。
彼女はわたしの友人で、わたしは彼女の友人だと思う。友達と同じ意味だけど、少し雰囲気の違う友人という言葉が、わたしたちの関係性には似合う気がする。

夏が終わりそうな今日この頃。
今年も夏祭り行かなかったな なんて思いながら、海で花火をした夜を思い出して、夏も悪くないなと今年も思っています。

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