数値で説明するとき、気にしている3つのこと
提案書や稟議書く時に数式や数値で根拠を示すことありますよね。
今まで感覚的にやってた部分を、後輩にフィードバックするため言語化したので書き残します。
ここ抜けやすいんだよなぁ、というすごく基本的なこと。
| 3つのこと
• 単位を細かく正確に書く
• 計算の中身よりも先に、ロジックを示す
• 計算過程は相手が必要な分だけ、見やすく記す
| 単位を細かく正確に書く
留学中に出会った物理の先生の教え。
• [] で囲って単位を書くこと
• ~/xx (円/年) とかは省かず書くこと
これやらない人は、真っ赤な顔の先生に怒鳴られた。(笑)
いや、今になって思うけど、単位の扱いが雑だと、なにやってたか全然わからなくなる。
第三者からすると特に。
すべての単位に [] をつけるほど極端なことをするわけではないけれど、わかりにくくなるなと感じたらつけるようにしている。
単位の分母について言えば、認識がズレそうなもの、特に期間系は [x/年] [x/月] と明記するようにしている。
書いておいて損したことはない。
| 計算の中身よりも先に、ロジックを示す
サマリや結果のみ見たいであろう場合に、結果を先に見せるのはOKだと思う。
ただ、計算過程をいきなり見せるのは違うよ、という話。
これは、編入試験勉強における数学で痛感した。
そもそもは、ロジックだけでもあっていれば点数もらえるから書き始めたけど・・・。
ロジックあってれば、あとは当てはめるだけだからこそ点数もらえるんだ・・・に気づく。(当たり前でした・・・。)
あと、私は高専にいながらに文転したので、クラスの頭いい子たちが私の数学を見てくれてた。(ありがたい)
採点の時間を短くしたり、自分の理解度をぱっと示すにはどうすればいいんだろう・・・と、思った結果、同じく細かいところではなくロジックを先に示せばいいんだと気がついた。
だからこそ、
1,500 = 2 x 750
ではなく
コスト[円] = 個数 x 単価[円]
より
1,500[円] = 2 x 750[円]
と書くようにしている。
| 計算過程は相手が必要な分だけ、見やすく記す
何でもかんでも細かく数字を見せればいいわけではない。
相手は、なにがわかっていて、どこでつまづくのかを、考えて書くべき。
飛ばしてても、手で頑張ればわかるようなところは飛ばす、、、
もちろん、正解があるわけではないけれど、相手が迷ってしまっては通るものも通らなくなる。
「相手のことなんてわからん!」ってこともあると思う。
けれど、それと相手のことを考えなくて良いことは違う。
わからないなら、相手のことを知ることからスタートし直したほうがいい。
| まとめ
• 単位を細かく正確に書く
• 計算の中身よりも先に、ロジックを示す
• 計算過程は相手が必要な分だけ、見やすく記す
至極当たり前のことなのかもしれない。
実際、社内共有したときは、全く反応がなかった。
さて、Noteだと反応は変わるのだろうか?
ご支援は新鮮なお野菜に変わり、やがて文章となる見込みです。