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私がsumikaと出会った話

おはこんばんにちは。

やっぱり予報は当たりますね、
今日は朝から雨でした。
これは私のせいかもね、ごめんね (記事#1参照)



今日は私がsumikaに出会ったお話をしたいと思います。


私がsumikaを好きになったのは3年半前。
高校1年の冬でした。

まずはそこに至るまでのお話から。


究極の二択
私は中学で吹奏楽をやっていたのですが、中3で志望校を決めるとき、吹奏楽の強いA高校に行きたいとひそかに思っていました。
そこは私の住む地域の中ではとても頭のいい学校で、私の学力的には合格できるか微妙でした。

A高校は雰囲気も良く落ち着いた校風だったため、なんとなくですが親も私にその学校に行って欲しいと思っていたのだと思います。


学力的なこともあり、志望をA高校に決めきれず悩んでいた頃、A高校吹奏楽部の定期演奏会があることを知りました。


これは心を決めるチャンスだ!と思い、最初は行く気満々だったのですが、、、

が、なんとその日は友達の最後の演奏会(この演奏会をもって部活引退)と被っていることが発覚。


さあどうする。


自分の将来 or 友達の勇姿


という究極の二択を迫られた私。


迷いに迷って、
「せっかくだからA高校の方行ってみたら?もう来年は観れないし。」

という母親の言葉を決定打として、A高校の定期演奏会に行くことにしました。




運命の日
定演を見終わったあとの私は、「絶対A高校行く!!!行かない理由がない!!!A高校目指さないなんてありえない!!!」


と、直前まで迷っていたとは思えないほど目をキラキラさせて家に帰りました。

でもそのくらい、私にとっては人生を変えるような演奏会でした。



演奏会に感動した私は、友達と励まし合いながら今まで以上に勉強を頑張り、受験の頃には余裕でA高に受かるまでのレベルに達し、受験では「あ!これ進○ゼミでやった問題だ!」と手応えを感じ、輝かしい春を迎えました。
彼氏もできて、、、




と、マンガではなるのでしょう。

現実はそう甘くはありません。


あ、結論から言うと、さっきの話は大方ほんとです。無事にA高校に受かりました。(さらっと重大発表)
勉強も頑張り、輝かしい春を迎えました。


ただまぁ、余裕だったかと言われると…

「あ!これ進○ゼミでやった問題だ!」
となったかというと…
(小声)
実は中2までしかやってなかったなんて…イエナイ…

彼氏は、、、🙄



最後まで合格できる確証はなかったけど、でも脅威の伸び率でギリギリ合格できました。あぶな。


合格できるかわからない不安と戦いながらA高校を目指していた私。
もちろんそのモチベーションは吹奏楽部でした。

あの日定演で貰ったパンフレットをお守りにして、モチベーションの源にして日々過ごしました


それがまさかsumikaと出会うきっかけになるなんてその時はまだ知らなかった。




憧れの先輩
無事にA高校に入学し、迷うことなく吹奏楽部に入った私。
受験期にパンフレットを読み込んでモチベーションに変えていた私は、パートの先輩の特徴や好きなものなど、パンフレットに書いてあるものはほとんど覚えていました。(はい、引かないよーそこの君。)
ずっと憧れていた先輩に会えただけで、私は幸せでした。受験頑張ったご褒美。


その、私の頭に入った先輩に関するデータの中に「sumika」というワードがありました。


でもまだその時はsumikaが何なのか知らず、"私の憧れの先輩の、好きなものの1つ" という位置づけでした。


さて私はいつsumikaについて知るのか。




奇跡的な間違い
A高校に入学してしばらく経った頃、高校の友達とカラオケに行きました。
その子は私と同じ吹奏楽部で、同じクラスで、苗字も一緒で、リュックも全く同じという、もしかしたら生き別れの双子なんじゃないかというぐらい共通点の多い子でした。

その子がHey! Say! JUMPの「ファンファーレ」を歌おうとした時。

友達  :「あぁ〜よるをこえて〜?、、あれ、こんな歌詞だったっけ…?」
私 : ???

確認してみると、天然なその子は間違えてsumikaの「ファンファーレ」を入れていました。


「曲名同じでも間違えるかね、ふつう。気付くものでしょう。」と思われた方。そういう子なんです。そういうのがありえちゃう子なんです。

というのは置いといて。



(((!!!)))

((( す、sumikaって歌う人たちだったんだ!!!)))


この時初めてsumikaが音楽関係の人たちだと知りました。

そして私は友達が入れ間違えたことよりも、sumikaがバンドだったことに驚きを隠せませんでした。



だってその時までは、sumikaってなに?美味しいの〜?という超低レベルな想像しかしていなかったのに。まさか音楽やる人たちだったとは。



この日がなかったら、私はsumikaに出会っていなかったかもしれない。


ちなみに私のファンファーレに対する最初のイメージは、「青い」でした。
だってMV青いもんね。
sumika全く知らない人が観たらそうなるよね。



話を戻しまして…。

カラオケから数日後、sumikaがバンドだったことを思い出した私は、YouTubeで彼らの音楽を聴いてみることにしました。

「すみか」と検索し、1番上に出てきたピンクっぽいMVを再生。


ピアノから始まったポップで可愛いこの曲は、私の心を鷲掴みにしました。

画面の向こうにはお茶目に演奏する4人の人たち。

蝶ネクタイがこれほどに似合う人は居ないだろうという人、笑顔が可愛いふわふわした人、すごく爽やかなのに絶対この人面白いだろというオーラが滲み出ちゃってるピアノの人、なぜかMV途中で両手にワイングラス持って くるくる回ってる人。

結婚式っぽいMVなのに、サビでは「浮気して」だの「余所見して」だの、ほんとに結婚式の曲ですかという多少の疑問も残ったものの、そこはご愛嬌ということで割り切ります。(あとでちゃんと歌詞確認して納得した)



ツッコミどころ満載だったけど、それらも全部含めて、私は彼らを一瞬で好きになりました。

曲調がどストライクだったのもあるが、仲良くて楽しそうで暖かい彼らの雰囲気に惹かれたのだと思います。

その日はずっとMVを漁り、ずっとsumikaの曲を観て、聴いていて、そして親に熱く語りました。



その後
前述からもわかる通りすごいスピードでsumikaにハマっていった私は、割とすぐにATTICROOMに入りました。

今まで、私が自分から好きになったアーティストや趣味はなかったため、こんなにも私が大好きなものに出会えたことが親も嬉しかったのかな。
反対することもなくFCに入ることを許してくれました。
(( 父に内緒で母が払ってくれた。(ありがとう)


ここまでハマったからには、ライブに行きたい。
そう思ったのですが、私がハマったその時期は、ちょうどツアーが終わった頃。WonderBridgeを完走し、Daily'sLampの一般先行が終わった頃でした。


タイミング( ᐪ ᐪ )


でも私には、CDの特典である「謎の鍵」があった。

これで私はライブに応募することができる。

にやり。


そこで、私がsumikaというワードを知るきっかけになった憧れの先輩をライブに誘ったのですが、何せ一般先行がとっくに終わったタイミング。
さすがにチケットは持っていたので、そして更に日程的に厳しいこともあって、デイランは泣く泣く諦めました。


ここにさらに追い打ちをかけるように、コロナが流行。私が諦めたデイランは、ツアー自体も中止となってしまいました。


⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·

時は流れ、2021年。
コロナが少しずつ収まり、有観客でのライブも出来るようになってきました。
そのタイミングで、待ちに待ったツアー発表!
『花鳥風月』(第1幕)


が、しかし。
私はその年受験生。
しかも大学受験という一世一代の重要な年。
時期的にも厳しかった。
泣きながら諦めました。


私はいつになればsumikaに会えるのだろうか。
一生会えないのではないか。
とも思ったりして。


でもsumikaの音楽に支えられながら何とか乗り切り、第1志望では無かったものの無事に大学に合格しました。


そして、受験勉強をしている間に実は嬉しい発表が。

花鳥風月第2幕開催決定!!!!!
やっと!!
やっと私はsumikaに会える!と思い、大好きな先輩を誘って、ライブに応募しました。



結果は、、、当選🌸
わーい!!
念願すぎるsumikaのライブを、大好きな先輩と一緒に観れるなんて幸せすぎる。
受験終わったら楽しみしかない!と受験後のご褒美として楽しみに待ちました。



そして大学受験が終わった春。
やっとやっとsumikaのライブに行く日が…。
整番はなんと2桁。
Zeppの前から3列目でライブを観ることが出来ました。

終始楽しくて語りたいことは沢山あるのですが、それはまた別の機会に( * . .)"


当たり前だけどライブ前よりも深くsumikaの沼にハマった私。
ten to tenツアーでは、絶対外したくないと3公演応募してまさかの全部当選でした。(破産)

岐阜、名古屋2daysの公演に参戦しました^^
こちらもまた語りたいことは沢山あるのですが、さすがに長くなりすぎるのでまたの機会にね。笑



ライブに参戦していつも思うこと、それは「sumikaに出会えて良かった」ということです。

私が大好きな4人に出会えたのは、友達がカラオケで入れ間違えたこと、先輩が住人さん(sumikaファンの名称)だったこと、私がA高校に入学したこと、母がA高校の定期演奏会を勧めてくれたこと、、、

あげればキリがないくらい小さな奇跡が積み重なって、私はsumikaに出会えました。
もしあのとき友達の演奏会の方に行っていたら今はどうなっていたのかな。
今私の隣にいる友達は全く知らない人になってたかもしれない。

日々の小さな選択が、今を作っているんだと最近よく思います😌


sumikaからはたくさんのことを教えてもらい、sumika繋がりで大切な友達も沢山できました。


1つの選択で、ここまで自分の人生が変わるのであれば、私はこの小さな選択を大切にしたい。
どんな結果になろうとも、その道でなければ出会えなかった人や経験、未来があるから。
決してマイナスなことばかりじゃない。

そう思います。

楽しめるかは自分次第で、自分なりのペースで歩いていけばいい。周りを頼ればいい。今しか出来ないことを全力で楽しめばいい。
そして、疲れた時は住処に帰ればいい。


私はsumikaに出会ったことでそんなことを学びました。まだまだ19歳のひよっこだけど( ˊᵕˋ ;)

今を大切にして、あの日の記憶をお守りにして、これからも毎日生きていこうと思います。




私がsumikaに出会った話からこんなに深い話になってしまった。笑
拙い文章ですが最後までお読みいただきありがとうございます😌


それではまた。




🏷|#2
夜を超えて、闇を抜けて、迎えに行こう


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