異次元に転生した私がレベル0の上に最弱だった話
これ何の話かって言うとここ数年ほどで大きく増えたVtuberのお話だったりします。
Vtuberって想像以上に参入が簡単な世界だから人数がこれだけ簡単に増えてしまったっていうのはあると思うんですよ。
正直最大のネック何かって言われたら立ち絵だと思います。
そこを下手な絵でもいいやって割り切るとそれ以外の条件はくっそ軽くなって、多少のスペックあるPCとかあればだいたい何とかなります。
Live2Dとか大変なんでしょ?って思う方いると思いますが必要最低限のモーションつけるだけなら働きながらでも1週間くらいでできる。
勿論企業系の動作に比べればがっばがばになるわけですけど。
キャラが動くだけなのと細かく動きを調整する技術は別物なのでそこは諦めたほうがいいかと。
どうしても自分の動作と同期させたいなら金かけようねって話。
で、何でそんな話できるの?ってとこですけど実はLive2Dでの動作を素人なりに作ってみたことがあるからです。
具体的に言うと3人分くらい。
そんなことに関わってるから新人Vtuberってやつの広がり方を端から観察することができたわけですが、自分ほどの陰キャになると「え、何この世界…辛すぎでしょ」って場所なのが現実です。
そもそもVtuberはどちらかというとオタクよりの文化なので、人気コンテンツに近づけば近づくほど集まって人はオタクだらけになります。
一方で、新人Vtuberとして活動を始めよう!という人は行動力のある人が多いし、他人と絡む必要があるコミュニティに抵抗感がない人なので自然と陽キャ色が強くなります。
新人Vtuberの中にはほぼ活動せずに辞めていく人がいるのですが、忙しいからとかではなく、陽の色に耐えられないのが本音だろうなーと正直思っています。
こんなことを言うと辛そうに思えますが、実際の所はめちゃくちゃ優しい世界です。
知らなくても声をかけられたり、色んなものに誘われたり。
まぁそれが陰キャにとっては辛いってだけですが。
実際見てるだけで私は耐えられないです。
ただ、口悪く個人的な所感を言わせてもらうと登録者数を増やすために努力をしている立派な人達、その傍らでVtuberという名前のツールでコミュニケーションを取ることで楽しんでる人達がいて、その落差が同じ世界に共存してることが果てしなく気持ち悪いです。
別に楽しむのが悪いと言うわけではないのですが、自分と同じような感想を持つ人が少なからずいる気がしています。
Vtuber自体まだまだ新しい業界なので、こういう形で新しい芽が伸びにくくなってるのはすごくもったいないように感じます。
ひたすらに数が増えていくのを業界全体として望んでる間はいいですけど、そういう時期もそろそろ過ぎてるような気がします。
やってることが有名Vtuberと変わらないのならより深く刺さる何かを。より短時間で。
そういうことは活動を始める前に考えてもいいのかな。と私は思います。
いや、私はやらないですけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?