喜んでもらいたいということ|2022.9.30

「どんなステージにしたいのか?」
そんな根源的なそして大切な理由があるはず。

大昔そんな質問をライブハウスのオーナーからされることが多くてそんなときは
「お客さんに喜んでもらいたいからです!」
なんて見つけてきた答えを返していた。オーナーから間髪入れずに被せるように
「それは結果やろ?反応やん?そうじゃなくてその前に自分自身がどんなステージにしたいの?何を伝えたいの?」
「え?」
圧倒的沈黙。

確かに「喜ぶ」というのは物事の結果だ。人にプレゼントをするときでも「喜んでもらいたい」の前に「あいつお酒好きだからお酒にしよう」という理由がある。

あれ?
「唄いたいから?聴いてほしいから?価値観を共有したいから?」
あら?

仕事だってなんだってそうだけど、この辺りの理由を明確に持っている人は強いんだろうな。なにせ他人に押し付けた理由ではなく自分自身の中に前進する理由があるのだから。

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